日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
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53: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/22(日) 23:00:41.55 ID:7MEr32He0


〜〜〜後日談〜〜〜


あの大騒ぎから一週間後。不二咲は俺の研究教室に、先の事件のお礼を言いに来ていた。「絶対に一人じゃ解決出来なかっただろうから」との事だ。


不二咲「本当に、本当にありがとうございます、日向先輩!! 僕一人じゃあホント、どうしたら良いのかサッパリ見当もつかなくて……」

日向「気にするなって、あんなの、一人で何とかしようって方が間違ってる。……それに「あの」江ノ島が関わってた事件なんだ。俺だって一人じゃどうしようもなかっただろうしな」

不二咲「……それでも、本当にありがとうございました。日向先輩が苗木くんを……。皆を助けてくれたんだって、僕は思ってますから」

ニッコリと微笑みながら、不二咲は言う。……今回の件を受けて、真宮寺は魔導書と思われる類いの本を更に厳重に封印。一般人には絶対に触れられない場所に保管することを決めたようだ。(江ノ島だけはどうにかしてしまいそうだが)

……世界を滅ぼす可能性を秘めたドラゴン達、か。そりゃあ関われば関わっただけ命を縮めそうだよなぁ……。けど、それにしても……。


日向(なんだろう……。この事件、これで「終わり」じゃ無い気がするんだよな……)

世界の危機というより、どこぞの誰かさんにとって史上最悪クラスの絶望が降り注ぐ事態に発展しそうな──そんな予感がするんだ。何故だかはよく分からないけど……。


日向(……まぁ良いか。少なくとも当面の危機は去ったんだしな!!)

この時の俺はまだ、そんな風に楽観的に考えられていたんだ──「あいつ」から「あの依頼」が飛び込んでくるまでは──



不二咲からの依頼をクリアしました! 「不二咲を頼る」のコマンドの難易度が下がりました!!

不二咲は知っての通り、超高校級のプログラマーです。分野は限定されますが、その体の依頼が来たときにはこれ以上無く頼りになってくれるでしょう。





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