日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」
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132: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/24(火) 20:53:19.31 ID:n1GZC8a10

その日、俺の研究教室を訪ねてきた超高校級のピアニスト、赤松楓は、顔を赤らめて何とも言いづらそうな表情で来客用のソファーに座っていた。俺が何があったか話すように促しても、俯いたままだ。

……参ったな。何があったのか分からないんじゃ、こっちも何も出来な──「たいんです」──ん?

ようやっと口を開いた赤松からは、なんとも単純な依頼内容が聞こえてきた。


赤松「……わ、私! 最原くんと恋人になりたいんです!!」

……いや、なりゃ良いじゃん。俺のストレートな感想(口には出さないが)はズバリそれだ。二人が両思いな事なんて79期生全員が知ってるみたいだし「私と付きあって下さい!!」って言えば最原は思わず舞い踊ってしまうぐらいに喜んで、その手を取るだろう。


赤松「で、でも肝心の最原くんが私を好きかどうかは分かりませんし……」

……こいつマジか。本気でそう思って言ってるのか? 夏休みに温○物語で二人っきりでデートして、何かあれば事あるごとに一緒に行動を共にする癖してか???


赤松「で、ですね。先輩にはどうすれば最原くんの気を引けるか……。少しでも私って奴に構ってくれるようになるか一緒に考えて欲しいんです!!」

日向「えぇ……?」

赤松「もう悠長になんてしてられない……! アンジーさんなんて既に最原くんに告白したとか、ほ、ほっぺにチューを日常的にしてるとかいう噂までありますし……!!」

いや、もう十分過ぎるほど構ってるって。つーか夜長の告白は最原自身が断わってるって……ああそうか、コイツはそれを知らないのか。夜長の奴、フラれても開き直って引き続き最原にアタックしてるらしいしな。


赤松「だから、どうかお願いします! 最原くんの気を引ける方法を一緒に考えてください!!」

赤松は、それこそ地面に頭をこすりつける勢いで俺に頭を下げる。……やれやれ。俺が介入なんざする隙なんてないと思うんだがなぁ……。

どうする?

↓1

@最原に嫉妬させてみる(日向と偽デート)作戦。
A最原に押し迫ってみる(エロイ誘惑)作戦。
B最原の男心を擽ろう(露骨なアピール)作戦。
Cその他安価。



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