日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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647: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/16(月) 20:30:52.80 ID:3LlPFaKH0
コンマ68 そこそこヤバイハプニング。


そうして俺達が早速夜長と桑田を追おうと、美術館の奥へと足を踏み入れようとした時だった。



──バタン!!



日向「……? なんだ、今の音……」

真宮寺「……入り口のドアの方から聞こえたネ。まぁ「もしかしなくても」って奴じゃないのかな? クックックッ……!」

俺は嫌な予感に顔を大きく歪めつつ、急いで入り口のドアの方へと駆け寄る。……やっぱり開かない。どんなに力を入れてもビクともしなくなっている!! 大神に「下がっていてくれ」と言われて彼女に任せてみたが──


大神「ふんっ──!!」ドォォオン──!!


……やっぱり、人類最強と言われている大神の力でもダメだったか……。


真宮寺「ああ、嬉しいヨ……。ようやくこの美術館の『真髄』が拝めそうだ……!!」

日向「何喜んでんだ! 要はこの美術館の中に閉じ込められちまったって事だろうが!!」

大神「……日向よ。言いたい事は分かるが、早く二人を探した方が良いのではないか? もう既にシャレにならない事態になってるやもしれん」

そうだった……! こうして訳の分からない怪奇現象が起こった以上、もうデートの監視云々どころの騒ぎじゃない!! 一刻も早く二人を見つけてこの美術館から脱出しないと……!! 幸い、この美術館はそこまで広くないんだから二人もすぐに見つかる筈だ!!

……ああ、そう思ってたよ。この時の俺はな。 



〜〜数十分後〜〜〜



日向「どういう事だよ……これ……!!」

俺は冷や汗をダラダラ掻きながら、美術館の中を探索し続ける。……おかしい。あの小さかった美術館内部が、まるで『超巨大迷宮』の様に入り組んだ物になっている!! あまりにおかしい現象が起きているからか、流石の大神も「むぅ……!」と珍しく困惑したような表情を浮かべていた。


真宮寺「おや? 日向先輩はこれで見るのは二回目でしょ? そこまで驚くような事じゃないと思うんだけどなぁ」

見るのが二回目……? ……まさか!!


真宮寺「『異界化』だヨ。それも今回は前回とは比べ物にならない規模の……。この美術館全体が『この世とは違う世界』と繋がってしまっているみたいだネ……。クックックッ……!」

冗談じゃないぞ……! あの時だけでもそうとうヤバイ事態になりかけてたってのに、それ以上だって……!? クソッ! ならますます早く二人を見つけ出さなくちゃならない……!!


↓2 どうする?


@喋る絵に話しかけてみる。
Aひとりでに踊る模型とコミュニケーションを取ってみる。
B深い海の様な絵の中にダイブしてみる。
Cその他安価(放火など、あまり過激な物はお止めください)


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