日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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50: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/06(金) 20:31:41.39 ID:bjFgbNA40


試合結果

日向 89
狛枝 93
葉隠 84
茶柱 34


それは、俺達「男子」だけで見れば相当白熱した大接戦だった。


葉隠「──サーブの先制攻撃だべ!!」 ズバァアアン!

日向「それは違うぞ!!」 ズドォオオオン!


狛枝「……さぁ、日向くん。ボクと勝負してくれるよね?」スパァアアアアアン!!

日向「そのスライス……切らせてもらう!!」パキュゥウウウウウウン!!

俺達三人の調子が相当よかったのか、或いはテニスの神様って奴の気まぐれか、テニス部所属の学生にだって負けないくらいの大激戦を繰り広げられたのだ。……そう。俺達男子三人「は」



茶柱「○ね! 男死ぃいいいいいいいいい!!」ズバァアアアアアアアアアアアン!!

日向「あっっぶな!!? ちゃ、茶柱お前ルールちゃんと分かってるか!?」

──そう、やはりどんな理由があろうとも、俺達三人は茶柱からすれば大嫌いな「男死」だったらしく……。


茶柱「──ふん!!」ズドォオオオオオオオオオオオン!!

狛枝「おっと危ない……。はぁ……茶柱さん。幾ら何でも七回連続サーブミスは希望じゃないよ……」

隙さえあれば俺達に当たるようなサーブやショットを繰り返し……。


茶柱「──ッツ! 見えた! そこです!!」バキュゥウウウウウウウウウウウウン!!

葉隠「あべしッ!!?」

葉隠にいたっては茶柱の剛速球を顔面にまともに食らい、その場に倒れてしまった。「これでこの試合は転子の勝ちですよね!!」と何か誇ったような眼で茶柱が俺を見つめてくるが、当然そんな訳はなく──全試合(総当たり戦)結果として、一位が狛枝、二位が俺。三位が葉隠で、四位が点差を大きく離されて茶柱というなんとも言えない結果になってしまった。


茶柱「ぐ、ぐぅうううううううう!! 相手が男死じゃなければ、男死じゃなければこんな無様は晒さなかったのにいいいいいい!!」

ゲーム終了後。ダンダンダンと地面を叩いて悔しがる茶柱に、俺達三人は呆れていた。あの狛枝でさえ「やれやれ、茶柱さんの男死嫌いにも困ったものだね……」という台詞を吐いていたのだ。
なぁ茶柱よ。お前、その男死嫌いを……せめて卒業までに直さなきゃ世の中で生きていけないぞ? なんたって世の中の半分の人間はお前の嫌いな「男死」なんだからな。


狛枝・葉隠・茶柱との絆値が上がりました!!


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