日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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455: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/13(金) 20:33:07.11 ID:l4uhYCrO0



〜〜超高校級のピアニストの研究教室前〜〜



無事に赤松の研究教室に辿り着いた俺達は、早速扉を開けて中に入ろうとしたのだが……。


日向「あ、あれ……?」

唯吹「どうしたんすか創ちゃん」

日向「あ、開かない……。ビクともしないんだ。内側から鍵でも掛かってるのか?」

最原「ちょ、ちょっとどいてください。(耳ピトッ)……中から何か物音が聞こえる……。これは、ピアノの伴奏と……夜長さんの声?」

桑田「アンジーちゃんが鍵掛けて居座ってるっつーのか? ……そんじゃ、ちょっと強引に……。うぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!」

日向「お、俺も手伝うぞ! ぐ、ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!!」

俺と桑田の全筋力と体重を掛けて窓を開こうとするが、やはり扉はビクともしない。……ええい! 今は非常事態だ、仕方がない!!


日向「最原! お前確か『鍵開け』も出来た筈だよな? 頼む。研究教室の扉を開けてくれ!!」

最原「は、はい!! えっと……」カチャカチャ

最原が服の内側から取りだした、ピンセットだか針金だかのような細いそれを使い、研究教室の鍵穴に差し込んでから数分後。カチャン! と鍵の外れる音が辺りに響いた。


最原「で、出来ました! これで扉は開いたはずです!!」

桑田「いよっし! んじゃ改めて…………あ、あれ? う。うがががががががががががが!! はぁ……はぁ……。ひ、開いてねーじゃねーかよこのアホー!!」

最原「ええっ!? そ、そんな筈は……! な、中からつっかえ棒みたいな物をされてるとかでしょうか……?」

日向「いや、それでも扉がビクともしないのはおかしいだろ」

澪田「そうっすよねー。ちょっとぐらい軋んだりしてもおかしくない筈っす」


くそっ……! 今は一刻を争う事態だっていうのに……。!! そうだ、あいつの力を借りてみよう! ↓2


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