日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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44: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/06(金) 12:35:15.11 ID:bjFgbNA40


──「探しても他に良い場所(施設)が無さそう」と、いう訳で、俺達四人は祭り会場にほど近いテニスコートに来ていた。狛枝と葉隠は案外すぐに遊ぶ事にOKを出してくれたのだが……。


茶柱「…………」

日向「……意外だな、茶柱。「男死」嫌いなお前が、仕事やらなんやらの建前も無しに男三人と遊んでくれるなんて思わなかったよ」

茶柱転子は希望ヶ峰学園でも随一の、所謂「男子嫌い」で有名だ。「男子」を「男死」と呼び、一緒に遊ぶ事は愚か、仮にその手を握ろう物なら問答無用で投げ飛ばされて気絶させられる──そんな女の子だったのだが……。


茶柱「……たんです」

日向「は?」

茶柱「ですから! 夏休み前に夢野さんに言われたんです!!」


夢野『ウチもお主の言う通り、苦手を克服しようと頑張っとるんじゃからお主も少しは「男死」嫌いを克服できるよう頑張れ。そうじゃのぅ……もしこの夏休みに一定の成果をだせたのなら五分間の間、ウチを好きに愛でる権利をくれてやるぞ』


茶柱「──って! ですからこれは仕方が無い事なんです!! 『あの』夢野さんを好き放題に出来る権利が手に入るというのならこの転子、例え火の中水の中であっても渡りきってみせましょうとも!!」

ああ、なるほど……。要するにこいつにはこいつなりのシッカリとした理由があった訳か。それにテニスなら互いに近寄る事も無い訳だから、男死と触れあう機会も限り無く少ないと。


狛枝「ああ……。自分の希望を求めて絶望に挑むその姿……。素晴らしいよ!! その希望がどれほどの物か……この眼で見られるのが今から楽しみで仕方がないよ!!

葉隠「なんだか分かんねぇけどよぉ……。貸し切り時間も決まってる事だし、取りあえずさっさと始めるべ。じゃねーと折角日向っちの奢りで出して貰った金が勿体ねー!!」

日向「そうだな……。それじゃ、始めるとするか!!」

茶柱「ふっふっふっ! この転子あまりやった事のないスポーツでもそんじょそこらの男死には負けたりしませんよ!! さぁ、掛かってきて下さい!!」


テニスの実力

↓1 日向(補正値+10)
↓2 狛枝(幸運補正値+20)
↓3 葉隠(補正値無し)
↓4 茶柱(運動系の才能+20+星の試合を間近で見た事がある+10)


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