日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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408: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/12(木) 21:44:53.01 ID:cmg6+ATj0


日向「……例え苗木が誰を選んでも、例えどんな結末でも、受け入れるしかない。それは分かってるよな?」

俺の言葉に、朝日奈は俯いたままコクリと頷いた。その自分に自信なさげな表情がどうしても「あの頃」の俺と被って、俺は自然と喋り出す。


日向「俺も予備学科にいた時に『自分には価値が無い』って思ったけど、七海に『才能だけが全てじゃ無いよ」って言ってくれたんだ。だから──」

朝日奈「……だから?」

日向「だから、苗木も何もしてあげられなくても、あいつはお前が「そばにいるだけで良い」って思ってると思う。だから、どこまでも自分を信じて前へ進めば良いんだよ」

そうだ。「何かしてやれる事がある」だけが全てじゃない。例え何も出来なくとも、他の競争相手が持っている輝かしい物を自分が持っていなくても、出来る事はきっとある筈だ。


朝日奈「日向先輩……」

日向「それでも「何かしたい」っていうなら、まずは苗木をもっと知ることだ。お前には胸があるんだろ? まずはそれで思いっきり苗木の奴を甘やかせさせてやれ」

さっきまでの真剣な表情とはうって変わってふざけた調子で朝日奈に(当然ジョークで)そう話しかけると、朝日奈は若干顔を赤くして自分の胸を「ギュッ」と両手で隠した。


朝日奈「……日向先輩も、やっぱり男なんですね。エッチ」

日向「ハハッ! エロくない思考を少しも持っていない男子学生なんて俺は数えるほどしか知らないな!!」

朝日奈「……もう」

アハハッ! と俺達は笑い合う。……きっと、今の朝日奈なら大丈夫だ。苗木があの時言ったように、どんな結末が待っていようと、皆に希望を示す──そんな輝かしい未来が待っているだろう。



絆クエスト 朝日奈葵 編 を クリアしました!! 「朝日奈に助けを求める」の難易度が更に下がりました!! 「朝日奈のパンツ」を手に入れました!!




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