日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
1- 20
382: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/11(水) 23:19:08.98 ID:aVqtGwbI0
〜〜後日談・超高校級の相談窓口の研究教室にて〜〜


日向「はぁああああああ……」

つ、疲れた。今回は本当に疲れた……。朝日奈と苗木達の為に色々と駆けずり回った所まではまだ良いが、学級裁判場を使っての議論スクラム。アレはやっぱり本当に精神を使う……。ゲームで言う所のMPをガリガリ削られた気分だ。

それに「報告書」も纏めて提出しないといけないし……。一体俺はいつ休めるんだろう……。そんな事を考えていた時だった。コンコンコン! と扉がノックされ、朝日奈が研究教室へと入ってくる。


朝日奈「えへへ……。やっぱりちゃんと日向先輩にお礼を言いたくて、来ちゃいました」

日向「別に礼なんて良いって。これが俺の才能で、俺のやりがいで、俺の仕事なんだから」

そうだ、朝日奈が気にする事なんてもう何も無い。終里も苗木の事をある程度は認めたようだし、事件は見事な大団円を迎えられた。俺への報酬なんて、それで十分だ。


朝日奈「……あのね、昨日終里先輩と久々にドーナッツを食べに行ったんです」

日向「そうか。……どうだった」

朝日奈は「ふふっ」とおかしそうに笑うと


朝日奈「それがね? もうホンットいつも通り!! ドーナッツは食べたいだけ食べるし、食べた後は「腹ごなしに丁度良い」って私の水泳に付きあってくれたし……!!」

日向「……そっか、そりゃあ良かったな」

「はい!」と朝日奈はとびっきりの笑顔を浮かべる。──ああ、そうか。やっぱり終里は朝日奈を、この娘の笑顔を護りたかっただけだったんだなぁ。


朝日奈「……日向先輩。今回は本当に本当にほんっっとうにありがとうございました!! 今度先輩が困ってたら、私が助ける番ですからね! 何でも言って下さい!!」

日向「……そうだな。「その時」が来たら、期待させてもらうよ」


朝日奈葵のクエストをクリアしました!! 朝日奈葵との絆値がMAXになりました!! 「朝日奈に助けを求める」の難易度が下がりました!!

知っての通り、朝日奈は超高校級のスイマーです。ですがその身体能力は他のスポーツでも十分通用するぐらい凄まじいので、様々な用事(雑用)を手伝ってくれるでしょう。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/523.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice