日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/10/09(月) 22:24:28.52 ID:hkA4lvXl0
俺達に話しかけて来たのは……田中に……不二咲? 何というか、珍しい組み合わせだな。
日向「よう。お前達も晩飯か?」
田中「ふはははは! 妙な事を言うな特異点。この俺様がこのようなチェーン店で満足いく晩餐を取れるなどとおm「あ、あの! ボクが迷子になった田中先輩のあ、あんこくしんはかいしてんのう? さんを探知機で探してあげたらお礼に食事に誘われて……。でも良いお店がどこも開いてなくて……」……ええい! 裏世界での出来事を容易く話すな電子の支配者よ!! 世界の修正力に消されてしまうぞ!!」
茶柱「??? い、言っている事はよく分かりませんが、要約すると田中さんが不二咲さんに食事をご馳走することになったと?」
田中「……貴様らにも分かる言葉で説明するならばそうなるだろうな……」
日向「田中はこう見えて面倒見も良ければ恩義も必ず返すタイプだからな。お礼なのに普通のチェーン店にしか連れて行けなくて申し訳なく思ってるんじゃないか?」
田中「特異点貴様ぁ!!」
不二咲「だ、大丈夫です! ボク、田中先輩が食事に誘ってくれたってだけでとっても嬉しいですから!!」ギュッ
茶柱「……前々から思っていましたが不二咲さんは本当に男死なのですか? 女子のフリをした男死のフリをしている女子ではなく???」
こうしてなんやかんやあって、一緒に食事を摂る事になった俺達だが……。
日向「おい田中! お前俺のナゲットのソースを勝手に自分のポテトに付けるなよ!!」
田中「ふはははははは! 覇王の食事とはつまり略奪!! より美味い物を求めて相手の陣地に侵略するは覇王の常よ!!」
茶柱「同じ男死とはいえ、人の食事に勝手に手を付けない!! 覇王云々より当然のマナーで──」
田中「んなっ!? 特異点貴様!! 当然の報復とは言え俺様の月を司る魔獣の肉のパン挟みを喰らったな!? 万死に値するぞ!!」
日向「ハハッ! 悔しかったらお前も俺のバーガーに手を付ければ良いだろ? 俺の頼んだハンバーガーはもう全部俺の胃の中にあるけどなぁ!!」
田中「ぐ、グヌヌヌヌヌヌヌヌ!」
不二咲「あ、でしたらボクの分のハンバーガーをどうぞ(ニコッ)」
田中「……で、電子の支配者の頼んだ魔獣の肉のパン挟みは残念ながら俺様の好みでは無いのでな……。代わりにそのパンケーキを一枚頂こうか……」
日向「あ、俺もそれ欲しいな。不二咲、俺のナゲット一つと交換しないか?」
不二咲「はい! 勿論どうぞ!!」
茶柱(……先ほどまで喧嘩しあっていたのにギスギスした雰囲気がまるで無い……? これが男死同士の会話なのですか……?)
〜〜〜〜〜〜
日向「それじゃあな、田中。不二咲」
田中「ふはははは! 再びユガが始まる明日、貴様と再び過ごす五日間の始まりを楽しみにしているぞ特異点よ!!」
不二咲「日向先輩も茶柱さんもさようなら! また明日、会えたら学校で会おう!!」
茶柱「…………」
そうやって、俺達四人は再び二手に分かれた。……先ほどから、茶柱の言葉が無い。……何か不満に思った事でもあるのだろうか。
日向「……なぁ茶柱」
茶柱「!? は、はいなんでしょう日向さん」
日向「……どうだ。この一日を観察して、お前は男死のことが少しは分かったか?」
茶柱「……↓1」(高コンマほど理解出来た)
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