日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/10/09(月) 21:30:19.71 ID:hkA4lvXl0
運ばれてきたのは比較的大きなグラスに入った、ピンク色のジュースだった。何故かストローが二本付いていて……。あれ、これどこかで見たことあるぞ? た、確かカップル同士限定で出されるとか言うあの……!!
小泉「じゃあその……し、失礼します。ご主人様///」
日向「…………へ?」
小泉は一言そう言うと、椅子に座っている俺の膝に、対になるようにストンと座ってきた。所謂その……た、対面○位とか言う奴じゃないのかこれ!? おいちょっと待てこの店本当に「メイド喫茶」として経営してるんだろうな!!?
焦る俺を余所に、小泉は二つあるストローの内一つを「あむっ」と口に咥えると、上目遣いで俺に「何か」を促す。……いや、何をやれば良いのかは分かるんだが、その……も、もの凄く恥ずかしいんだけどこれ!? 俺で「これ」なのだから実際にやっている小泉はきっとそれ以上の羞恥心を感じているに違いない。
小泉「////////////は、はやくぅ//////」
日向「あ、あーん……//////」
パクリ、と俺ももう一本のストローを口に咥えると、二人でジュースをストローでゴクゴクと飲み始める。飲み始めるんだが……。
日向(む、胸の谷間が! 膝と二の足の感覚が!!)
小泉の柔らかい肉付きの感覚や、胸の谷間に目が行ってしまって、もはやジュースを飲むどころでは無い。なんなんだこれは? 一種の羞恥心を煽る拷問か??? ……バカップルって奴はよくこんな恥ずかしい真似が何の気も無く出来るな……。俺は今にでも羞恥心で死んでしまいそうなんだが……。
顔を真っ赤っかにしている小泉の為にも一刻も早この行為を終わらせようと、俺は急いでジュースを飲もうとするが、脚と脚がこすれる感覚がどうしてもそれを邪魔する。結局飲み干すのに何分掛かったのかも分からないまま、俺と小泉はそのジュースを無事に(?)飲み終えたのだった。
……未だ顔を赤くしながら厨房へと去って行く小泉を傍目に、俺は茶柱の様子を見る。彼女は自分の眼を両手でギュギュッと塞ぎ、決して俺達の行為を見ないようにしてくれていた。それはきっと、俺達の為ではなくて──
茶柱「ご安心を! 転子は何も見ていません!! 然もなくばこの店の中で日向さんを投げ飛ばし続けて皆さんに大迷惑を掛けてしまいそうなので!!」
日向「……お前がそういう気遣いが出来る女の子で本当に良かったよ……」
多分これが江ノ島とかだったら喜々として写真を撮っていたぞ。あと王馬も。
〜〜〜〜〜〜
小泉・入間「「行ってらっしゃいませ♪ ご主人様、お嬢様♡」」
数分後、俺と茶柱はスペシャルHコースの代金を払い、(1万円(クソ高ぇ!!))もの凄く疲れたような表情で店を出ていた。……これで小泉は明日からはこのヤバイ店で働かなくて良くなるだろう……。(入間は知らないが)
茶柱「……事情があったとは言えひっっじょうに大変な思いをした訳ですが……。最後は何処に行くつもりなんです? もう夕時も近いですが」
そうだな……最後は↓2
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