日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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203: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/08(日) 22:47:32.66 ID:IGttmG7C0
ここでゾロ目……だと!?


茶柱「……私には、越えなくてはならない。克服しなくてはならない「壁」があるのです!」

越えなくてはならない「壁」……?


茶柱「それが転子の「男死嫌い」!! 転子は見てきました。79期生の皆さん。そして先輩方の「前へ進もう」「成長しよう」という黄金の意思を!! ……それが今の転子にはありません。今の転子は苦手を苦手のままにしておくか弱い女子です!! そんなの、そんなの転子自身が許せません!!」

おお……! いや驚いた。あの茶柱が「男嫌いを克服したい」なんて依頼を出してくるとは。……やっぱりこいつも成長しようと頑張ってるんだなぁ……。


茶柱「そこで、転子は思い付いたのです!! まずは「男死」という存在の理解から始めようと!!」

うんうん、とても良いことだと思うぞ。第一歩としては素晴らしいんじゃないか?


茶柱「その為には何が必要か。そう! 一日中男死の傍にいて、その行動を観察すれば良いのではないかと!!」

うんうん……。うん? なんだか嫌な予感がしてきたぞ???


茶柱「そこでです! 以前転子が犯した間違いを夢野さんと共に阻止してくれた日向さん!! 男死のなかでも比較的マシな貴方となら一日中一緒にいても大丈夫なのではないかと!!」

日向「えっと……つまり?」

頼む、頼むから俺の予想と違う言葉を言ってくれ!! と心の中で願うが、無情にもその予想は的中してしまった。


茶柱「今度の日曜日! 朝から晩まで一緒に行動させてください!! 二人っきりで!!」

日向「えぇええええええ……?」

二学期早々、とんでもない依頼が舞い込んできたもんだ。「朝から晩まで一日一緒に行動させろ」と来たか……。それ、傍から見たら普通に「デート」だと誤解される奴じゃ……。俺一応、今告白されてる女子が三人もいるんだけどなぁ……。万が一三人と出会っちまったらどう言い訳しよう……。


茶柱「? 何を悩んでいるのです? ただ一緒に行動するだけですよ? 「普通に」休日を過ごしてくださっていれば結構です。あ! でもイヤらしい場所に行こうとしたりしたらぶん投げますからね!!」

日向「まぁうん、はい……」

──そんなこんなで、俺は次の日曜日。茶柱と出掛ける羽目になってしまった。↓2 何処に行く?


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