【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.2
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2023/09/15(金) 21:10:38.57 ID:zl78yZoQ0
じりじりと少しずつ有栖川さんに近づいていく。
鉄板の床にローファーがぶつかるたびコツンコツンと音が響くのが嫌だった。
この音で目を覚ましたりしませんように、そうやってずっと祈りながら近づいていった。
「……ふぅ」
有栖川さんの真ん前に来て、近くに落ちていた鉄パイプを手に取る。
ひんやりとした感触に肌がひっつくのが心地悪い。喉に汗が伝うぐらい火照る体と真逆だから、余計にだったんだと思う。
鉄パイプの先端を、垂れ下がった有栖川さんの頭部に向けた。
有栖川さんの体の芯を捉えるように一直線になったパイプ、これを目一杯振り上げて、下ろせばそれで終わり。
それで終わり、なんだけど。
「う、うぅ……」
ドクンドクンと脈が打つ。体中に走る血液は熱く、激しく沸騰している。
頭からは早くやれと信号が絶えず流れているのに、体への伝達の過程でエラーが生じているようで甜花の体は仏像みたいに動かない。
早く、やらなくちゃ。
今こうしている時にも他のみんなが有栖川さんのことを見つけ出そうと血眼になっている。
中庭に向かった二人がいつこっちに踵を返してやってくるとも限らない。
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