日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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598: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/24(日) 23:25:46.21 ID:Pef+dggg0
俺が自分の部屋でクーラーをガンガンに効かせ、ベットで惰眠を貪っていると、〜♪ とスマフォの呼び出し音が鳴った。……もう夕方も近いのに、一体誰からだ? と画面を見てみると、そこには意外な人物の名前が提示されていた。「もしもし」とそのまま電話に出る。


春川『あ、でた出た。超高校級の相談窓口さん、今アンタ暇? 暇だよね? 暇ならちょっとつき合って欲しいんだけど』

日向「春川? 一体何の用だ?」

春川『相談だよ、相談。ちょっと〜〜〜市の〜〜幼稚園の近くにあるお寺まで来てくれない? 時間がないから、説明は現場でする。それじゃあね』

日向「あっ、ちょっ、おい!」

俺が何かを言う前に、通話は切れてしまった。……たっく、一体何だって言うんだ……。正直面倒臭いが「相談」だと言われれば、超高校級の相談窓口の才能の持ち主として、動かないわけにはいかない。……あと、春川との(一方的にされたとはいえ)約束を破ると後が怖そうだしな。


〜〜数時間後〜〜とあるお寺にて〜〜


日向「……なぁ、なんだよこれ」

春川「見て分からない?」

日向「見て分かるから言ってるんだよ! これって幼稚園の肝試し大会なんだろ!? なんで日本の墓地に出てくる妖怪が「フランケンシュタインの怪物」なんだよ!!?」

俺は春川に依頼され、幼稚園の肝試し大会に(強引に)参加させられていた。そこまでは別に良いのだが、お化け役として渡された衣装が「フランケンシュタインの怪物」のそれだったのだから左右田バリにツッコミまくった。


春川「『子供でも知ってるポピュラーな妖怪』だからだって。……別に、私が決めたわけじゃないから」

日向「……はぁ……。で? これを着て子供達を驚かせれば良いのか?」

春川「うん。即興でこんな事をやれって言われて迷惑だろうけど……よろしく。後で何か奢るからさ」

そう言って、春川は寺の入り口……園児達が待つ方向へと駆けてゆく。お化けの演技かぁ……。演劇自体小学生依頼の俺にそんなのがつとまるんだろうか……。

↓1 高コンマほど子供受けする。ただし、90を越えると……? 


今日はここまで。また明日、9時頃にお会いしましょう。(今日のヒント。確かに西園寺や赤松を口説くのは非推奨ですが、あまり放置しておくとそれはそれで……?)


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