日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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593: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/24(日) 22:52:54.94 ID:Pef+dggg0
……まさか迷子になったってのか!? このバカ広い会場の中で!?

俺は急いで澪田のスマフォに通話を掛けるも、返事はない。一応LINEも送っておいたが、果たして気分やでその場のノリで行動する澪田が見てくれるだろうか……。 最悪の場合、放送で呼び出して貰う事も考えたが、俺(日向創)は兎も角「澪田唯吹」の名前は、あまりにもビックネーム過ぎてそう易々とは使えない。

どうした物かと俺が頭を抱えていた時だった。ドンジャンジャジャジャーン!! という77期生の皆には聞き慣れた「呪われた曲(左右田曰く)」が会場のステージから聞えてくる。おい、ちょっと待てまさか……!!


『それでは改めてご登場頂きましょう! 希望ヶ峰学園所属。超高校級の軽音部「澪田唯吹」さんです!!」

『澪田唯吹の澪に、澪田唯吹の田に、澪田唯吹の唯に、澪田唯吹の吹で、澪田唯吹っす!! みんなー! 今日は夜中まで盛り上がって行くっすよー!!!』

そういう事か、あいつ、自分が出場するフェスに俺を連れていきたかったんだな。……なら最初っからそう言えば前日から準備したってのに……。
俺は呆れつつも、澪田のファン(呪われた曲含む)と一緒に、アイツのライブを夜まで楽しんだのだった。


澪田とフェスを堪能した! 澪田との絆レベルが上がった!!


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