日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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285: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/18(月) 21:35:57.44 ID:O10UVSIP0
あ、これ日向くん達負けましたね()


俺がその絶望とも言えるホイッスルを聞いたのは、相手の射撃が俺の方ではなく、ある方向へと向かって暫くしてのことだった。


春川『七海ヒット』

七海「あちゃー……」

日向「……うっげぇ!?」

思わずそんな嗚咽が口から漏れる。やっぱり七海が単独行動してたのは予想通りだったが、居場所を特定されて集中射撃を喰らってしまったらしい。
そしてその場で威嚇射撃を続けいた俺が、三人に勝てるはずもなく……。


春川『日向、ヒット。77期生全滅。よって78期生の勝ち』

日向「ホントすまねぇ……」

これなら俺が囮になった方がまだマシだった……折角逆転の切り札(七海)が生き残ってくれてたっていうのに……。
そんな残悔を抱きながら、俺はプレイエリアの外へと出て行った。

澪田『試合終了〜!! 第一回戦は78期生の勝利っす!!』

豚神『見事な作戦看破だったな、77期生達の作戦を殆ど読んでいた。77期生達は動きを読まれすぎたな。特に最初の速攻突撃を苗木を囮に壊滅させられたのはかなり痛かっただろう』

〜〜〜〜


舞園「やりましたね!!」

朝日奈「うんうん、霧切ちゃんの「七海さんは日向くんを囮に単独行動してくるはず」って読みがバッチリ当たったよね!!」

霧切「偶然よ。それにあなた達の腕が良くなければ今頃彼女に三枚抜きされていてもおかしくなかっったわ。……良くやってくれたわね」

不二咲「あとあと、苗木くんの囮も良かったよ! 最初に三人も撃破できたのは苗木くんのおかげって言っても過言じゃないもの」

苗木「い、いやいや! 実質ボク何もしてないからね!? ……でも、皆の役に立てたっていうなら囮になった甲斐があったかな」

勝利の感想を言い合う78期生達を尻目に、俺達77期生は反省会をしていた。


左右田「悪っりい……。俺が言った作戦完全に読まれてたわ……」

日向「謝ったら許さないって言っただろ? 左右田の所為じゃないさ」

七海「そうそう。ゲームは楽しくやらなくちゃね。私だって最後の単独行動を霧切さんに読まれてた訳だし」

九頭龍「気にしてる暇があっったら次だろ次。全三回戦なんだ、次こそ勝つぞ」

狛枝「ああ……。敗北を糧に成長、団結をする皆の希望……なんて美しいんだ!!」

そうだ、まだまだ勝負は続く。次の試合で勝てば良い。


澪田『ではそろそろ第2回戦を始めるッすよー!』

豚神『77期生、78期生、それぞれチームの陣地に戻れ。手早くな』

澪田と豚神の宣言を聞いて、俺達は再び自分達の陣地へ舞い戻る。さて、今回の反省点を活かすとして、二回戦はどんな作戦でいくべきだろうか……?

作戦判定
↓1 77期生(超高校級のゲーマー補正+20)
↓2 78期生(超高校級の探偵補正+10)


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