日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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245: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/16(土) 22:39:45.29 ID:4qnN1nbK0
澪田『偶然にも77期生から5名、78期生からも5名という丁度良い塩梅のメンバーが揃ったと言うことで77期生VS78期生でやらせて貰う事になってるっすよ!!』

豚神『無論、十神の名に掛けて贔屓などはせんが……同じ77期生として、そして奴らの先輩として、77期生メンバーには意地を見せて欲しい所だな』

澪田『あ、ルールに関しては長くなるんで、各自配られた書類を要チェックして望んでくださいっす! 違反者、反則者には恐ろしい罰ゲームが待ってるっすよー!!』

澪田の注意喚起で俺は書類(七海特性)をリュックから取り出し、念には念を入れて最後の確認を開始する。



【プレイ中のルール】

1.ゾンビ行為をしない。弾が当たったら自主的にしっかりとヒットコールをしてね?

2.ゴーグルを外さない。プレイ中はいかなる理由があろうとゴーグルを外してはいけないよ?

3.ヒット者を撃たない。ヒットし退場中のプレイヤーを撃ったらダメ。もし間違えて撃ってしまった場合はその場で軽く一言謝罪するとスマート。「ごめんね!」で全然OKだよ。

4.やみくもに打たない。敵プレイヤーを目視せずに撃つとヒットしたプレイヤーにさらに撃ち込んでしまったり、近距離の味方プレイヤーを撃ってしまう可能性が高くなっちゃうの。しっかり狙って撃とうね。

5.暴言や暴力は禁止だよ。他人とゲームを共にしている事を忘れちゃダメ。ちょっとした一言がトラブルの元となる可能性があるから、発言には注意してね?


【休憩中、セーフティーエリアのルール】

1.マガジンは抜いておいてね? 空マガジンであっても挿入は禁止。誰もが見た瞬間に安全である事が分かる事が重要だよ?

2.エアガンのセレクターをセーフティーに入れて、エアガンの安全装置を掛けさせてね?

3.トリガーを引かない。弾が入っていないエアガンでも作動させちゃあダメ。動作確認であっても所定のエリア(シューティングレンジ等)で作動させよう。

4.プレイ終了時は、エアガン内の残弾を空にしてからセーフティエリアに戻ってね? マガジンを抜いても弾がエアガン内に残っている可能性があるから、エアガンが空砲になったことを確認してからプレイエリアを出て欲しいな。


──と、まぁこんな具合だ。ごく普通のサバゲーのルールと何ら違いは無いな。……精々七海らしく語彙が可愛くなっている事位だろうか。


左右田「たっく……何で用意されたエアガンしか使っちゃいけねぇんだよ……。サバゲーと言えば改造銃の品評会みたいなもんだろ……」

九頭龍「んな訳ねーだろタコ。どこのサバゲーにロケランやミサイル付きの改造銃を持ってくる様な奴がいるんだよ」

左右田がブツブツと文句を言っているが、そんなことは当り前だ。エアガン改造有りのサバゲーなんて極一部の地域でしか行なわれていないし、そもそも左右田の言う改造が「スタングレネード付き」やら「ロケットランチャー搭載可能」な時点で基準がおかしい。
……まぁ流石は超高校級のメカニックと言ってやりたいが、あくまでサバゲーのルールは守ってもらう。ある意味これ、78期生との交流会みたいなもんだしな。


苗木「あ、先輩達。今日はよろしくお願いします!」

そうこうしている内に、苗木達が挨拶にやって来た。こちらも激励の意味を込めて返事を返す。


日向「おう、今日はよろしくな!」

七海「うん。ルールを守って楽しいゲームにしようね」

狛枝「企画の発端者は舞園さんなんだってね。……嬉しいよ。みんなの希望が輝く瞬間を間近で見られる機会を手ずから用意してくれるなんて!」

舞園「え、えへへ……。みなさんが喜んで貰えているみたいで私、嬉しいです!」

朝日奈「負けませんからね! 私スプラ○ゥーンは結構やりこんでるんだから!!」

霧切「……残念だけど朝日奈さん。そのゲームとサバゲーは精々「敵を狙って討つ」こと位しか共通点が無いわよ」

左右田「なぁなぁ、不二咲も残念だと思わねぇか? お前の腕なら空中から敵の位置を探れるドローンぐらい作れたんじゃねぇのか?」

不二咲「え、ええっと……。出来なくはありませんけど、やっぱりみんな平等に戦える方が良いかなって……」

九頭龍「あー、この馬鹿の話は無視して良いぞ。改造銃が持ち込めなくて拗ねてるだけだからな」

皆でそんな雑談をしている内に、あっという間にプレイ時間が迫ってきた。


澪田『あー、仲良くお喋りしてるとこ悪いんすけど、もうすぐゲームの開始時間(正確には作戦会議時間)なんで、各チーム用意された自分達の拠点に戻ってくださいっす!』

豚神『時間は有限だ。遊ぶ時間を短くしたくないのなら、もっとテキパキと行動しろ』

苗木「あ、もうそんな時間なんだ。じゃあ僕達は自分達の拠点に戻りますね」

日向「ああ、次に合うのは第一ゲーム終了後だな」

七海「ばいばーい!」

去って行く苗木達を見送ると、俺達は早速用意されたテントに入り、地形が詳しく書かれた地図を眺めながら作戦会議を始めた……。

77期生の作戦内容↓1(超高校級のゲーマー補正+20)
78期生の作戦内容↓2(超高校級の探偵補正+10)


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