日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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11: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/06(水) 21:37:43.94 ID:Dzpb4dCZ0

日向(……待てよ? 大量の血液……?)

……そこで俺は偶然にも「ある可能性」にたどり着いた。……あるじゃないか。たった一つ、いや二つ。合法的かつ合理的に、それも自分の血液を大量に手に入れる方法が!!

日向「夢野! 罪木に……超高校級の保健委員の研究教室に行くぞ!!」

夢野「んあ!? ちょ、ちょっと待てい! せめて何が分ったのか説明を……!!」

後ろからそう言って追いかけてくる夢野を置き去りにして。俺は超高校級の保健委員の研究教室へと辿り着いた。

日向「罪木! いるか!?」

ガラッ! と勢いよく扉を開けると、罪木は案の定部屋の中にいて、備品の整理をしているところだった。

罪木「ひゃっひゃいっ!? ……な、何だぁ……日向さんですかぁ。ビックリしちゃいましたよ、もう……」

ホッとしたような顔をする罪木に「驚かせてすまない」と謝罪すると、俺は早速情報収集に取りかかった。

夢野「ヒュー……ヒュー……お、お主。ワシの魔力切れも想定せんか……全力疾走はそれだけで大量の魔力を消費するんじゃぞ……」

日向「悪い悪い、どうしても罪木に聞きたい事があったっんだ」

罪木「私に……? な、何のご用でしょうかぁ……」

日向「直球に聞くぞ、罪木。朝日奈と茶柱……この2人の輸血用の血液が無くなったりしてないか?」

罪木「↓50以上で無くなっている」


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