デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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809: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/12/20(水) 20:12:09.49 ID:ZRae2xG0o
現在戦闘可能なジャングルモジャモンは3体。
セピックモンも3体だ。

『フーガモン!ジャングルモジャモン!セピックモン!キンカクモン!あの蜂共を片付けろ!』

「う、ウホオォ!」
成長期の蛮族デジモン達やキャンドモンは、ファンビーモンの毒針が届かないところへ隠れているが…

今名指しで呼ばれた成熟期達は、腹を決めたらしく、空を飛ぶファンビーモン達へ攻撃を仕掛けるようだ。

ジャングルモジャモン達は、倒れ伏している蛮族デジモン達の手元から、青銅の武器をひったくり…
しこたま投げまくった。

セピックモンは、手持ちのブーメランを投げまくった。

キンカクモンとフーガモンは、打撃武器を構えてファンビーモン達をじっと観察している。

ファンビーモン達は、投げられた武器を回避する。

そして毒針を放って反撃するが…
その殆どは、蛮族デジモン達から命中寸前でハズレた。

それらは全て立体映像の偽物だが…
防御しないわけにはいかないのだ。
既に毒針で何体かの蛮族デジモンが仕留められているのだから。

シマユニモンは、再び角に放電攻撃のエネルギーをチャージしている。

今の敵の中で、最も厄介な相手は…
シマユニモンだ。

何故なら、電気は「通りやすいところへ流れる」性質を持っているからだ。

シマユニモンは、群れの中から、本物のファンビーモンを、電流が自動で探知して感電させることができる。

再び放電を放たれたら、本物のファンビーモンがやられる…!
そうなる前に、シマユニモンだけは仕留めなくてはいけない!


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