デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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752: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/12/12(火) 22:33:55.99 ID:u0sxTrbTo
その時…
ケンキモンのクレーンから鉄球がぼろりと外れ、ケンキモンの足元にずんと落ちた。

自身の鉄球に足をとられ、つまづきそうになるケンキモン。

必死にバランスを取って、なんとか転倒を回避した。

な…なんだ!?
なんで急に鉄球が外れた!?

鉄球の方を見ると…
なんと潰れて張り付いているプラチナスカモンが、ずるずると蠢き、ケンキモンの脚部にひっついた。

ケンキモンのクローラーは、次第に溶けていく!
な、なんだ!?どうなってるんだ!?

「スカーーッカッカッッカッカ!俺様を倒したと思ったか!?その慌てよう、スカっとするゾ!」

それを見たリーダーは、はっとした顔を見せた。
「AAA…これは…!火山地帯のズルモンの性質だな!」

『ほう?気づいたか!そうだ、火山地帯のズルモンがもつ、岩石や鉱石を溶かす性質だ!貴様らがプラチナスカモンと名付けたその個体には、その性質を与えた!』

「なん…だと…!だが、酸の反応にしては早すぎる…それだけじゃないな!」

『くっくっく…貴様らが名付ける前に、私がプラチナスカモンにつけていた名を教えてやろう。そいつの名は…「アマルガモン」』

アマルガモン…?

「アマルガム…。まさか…プラチナスカモンの正体は…!『水銀』か!」

「スカーーッカッカッッカッカ!その通り!俺様のボディは!金属を溶かして吸い取るキラッキラの水銀だァーー!スカーーッカッカッッカッカ!!」

や、やばい…!
そんなのに引っ付かれたら、ケンキモンは…!


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