デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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709: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/12/10(日) 15:30:42.20 ID:FW7wa3IfO
リーダーは、スポンサーさんとパルタス氏の二人に通話をした。
『ケン君が向かったニセ業者事件は罠だった…!?そっちの本丸が攻められているのか!我々が飼育している赤オタマモンを5匹ほど向かわせるかね?』

「それは助かるが…ネット回線トンネルの前に、プラチナスカモンとジャングルモジャモンが陣取って見張っている。外からの増援に対して出待ちをしているんだ。せっかくオタマモンを送り込んできてもらっても、おそらくトンネルを抜けた瞬間に青銅器の棍棒で叩き殺される」

『むぐ…うかつに増援も送れないのか』

「スポンサーさん。ケンキモンを防衛のために出動させたい。まだデジタマを一個しか産んでいないが構わないな?」

『勿論だ!「デジタマを2個産むまで出動禁止」と言ったのは、コマンドラモンを安全に殖やしてサービスの質と量を上げるためだ。その本拠地が攻め落とされたらサービス継続が不可能だ!ケンキモンを出撃させてくれ』

「わかった」

『だが…絶対に敵に鹵獲されてはいけない。理由は分かるね?』

…優秀なセキュリティデジモンは、優秀なクラッカーデジモンにも成り得る。
もしもコマンドラモンがクラッカーのもとで殖やされ、悪用されたらと思うと…気が気じゃない。

「…ああ。分かっている」

デジクオリアの画面から、ケンキモン(の本体)の声がした。

「敵には 決してつかまらない もし捕まったら その場で自爆する」

「気持ちは嬉しいが…自爆に使える火薬があるなら、敵にぶつけてやってくれ」

「わかった リーダー」


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