デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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598: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/11/20(月) 21:40:06.54 ID:q+yBML/gO
ブイモンはなにやら訝しげな顔をしている。
「まだまだオイラぜんぜんだめだな。サラマンダモンだっけ?こいつ、だれかしらないけど…こいつがたすけにきてくれなかったら、オイラたち、てきにかてなかった」

…そうだね。

「ぜんぜんよええよ…」

そんなことないよ。
ちゃんとブイモンが鎌でトドメ刺したじゃんか。

「おぜんだてしてもらっただけだよ…。ってか、なんでテキは、サラマンダモンみたいなさいしょっからつえーやつをおくってこねーんだ?」

前に一度、そこそこ強い成熟期デジモンを繰り出してきたときがあったよ。
アイスモンという奴だ。
まあ、サラマンダモンに瞬殺されたけど。

「まじか!つええな!」

そのアイスモンは、ランサムウェアデジモンの母体だったから、そいつを倒して以来しばらくの間ランサムウェアデジモンが出現しなくなった。

つまり…
クラッカー側にも強い成熟期デジモンはいるっちゃいるだろうけど、討伐されたり、もしくは侵入した端末がネットから遮断されて監禁されたら貴重な母体デジモンをロストしたり鹵獲されることになってしまう。
それはクラッカーデジモンを殖やすことにおいて大きなロスになる。

だからクラッカーは、迂闊に強いデジモンを送り込んでこれないみたいだ。

「…そっか。じゃあスカモンとかはなんなんだ?」

粘菌型デジモンは殖やすのが容易だし、合体すれば強くなるから、リスクが低いというわけだ。

「なるほどなー…」


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