デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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581: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/11/18(土) 20:39:42.12 ID:PLmZrDjhO
『我が神を 否定すると いうのならば もう 戦いしか 残らない』

ボスマッシュモンは構えた。
『それしか ないようだ だが その状態で どうするつもりだ』

クラッカーマッシュモンはにやりと微笑んだ。
『こうする』

いつの間にか周囲に押し寄せてきていたズルモンやゲレモンなどの粘菌デジモン達が、クラッカーマッシュモンを包んだ。

驚くボスマッシュモンとブイモン。

そして粘菌デジモンの繭は、天井へと一気に登った。

く、しまった…!
スカモン大王になるのか…!?

前回のクレカ会社事件の出来事があって、全デジモンを持ち出すと本丸がもぬけの殻になってしまう危険性が見出された。
ゆえに今デジヴァイスに入れて連れてきた手持ちのデジモンは、ワームモン、ブイモン、ボスマッシュモン、そしてチビマッシュモンが数体…。以上だ。
ケンキモン、パルモン、オタマモン、プニモンは連れてきていない。

繭は天井で蠢いている。
中で合体し、大型の成熟期デジモンへと変態しているのだろう。

どうにかして、今のうちに繭を切り開いて内側からチビマッシュモン軍団で食い尽くしてしまえば勝てるが…
天井まで登る手段が今はない。
…どうする!?このまま指を咥えて見ていることしかできないのか…?



『ぼくに まかせて』
そうチャットを打ってきたのはワームモンだった。


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