デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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530: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/11/08(水) 12:58:11.70 ID:ePB30675O
襲いかかる蛮族デジモン達を見て、トータモンとフライビーモンが動いた。

トータモンは、なんと背中のトゲを1つミサイルのように発射し、ジャングルモジャモン1体へ放った。

ジャングルモジャモンの腹部へトゲが突き刺さる。ジャングルモジャモンは悲鳴を上げた。

フライビーモンは、ワームモンの一体を掴んで飛び、セピックモンへワームモンの口を向けた。

ワームモンは蜘蛛の巣のような糸を吐き、セピックモンのブーメランを手ごと糸で絡めさせた。

「ウキ!?」
農園のワームモンは、糸の粘着力に全能力を注ぎ込んだ種である。
それ故に、成熟期のセピックモンといえど粘着糸を破るのは容易ではない。

コエモン達とシャーマモン達は、最前線のカメモンに武器で殴りかかった。

だが、カメモン達がやったことは前と同じだ。
戦いながらも前に進み、武器の攻撃を受け止め…
隣と後ろのカメモンが石槍でカウンター攻撃をする。
そして体制を崩したコエモン達を転倒させて集団で踏み潰し…
最後にトータモンが鋭いクチバシで頭部を噛みちぎってトドメを刺す。

奇妙な光景だった。
コエモンやシャーマモンは、大勢で同時に攻めているはずなのに。
いざぶつかり合った瞬間には、常に「多vs個」の殴り合いという状況を強いられていた。

戦いながら前進するトータモン部隊は、どれだけ殴られようが止まらない。


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