デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
1- 20
438: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/10/13(金) 23:08:02.93 ID:41iHC4kzo
だけど…
シーラモンから産まれた陸上脊椎動物型デジモン達は、デジタルワールド各地に生息分布を広げて、今も凄まじいスピードで進化し続けている。

まるで、シーラモンから託された望みを、親の代わりに叶えるかのように。

そして…
これがデジモンの「進化」という概念の正体そのものだと、私は思うんだ。コマンドラモン。

陸上で繁栄している「強いデジモン」達が、成熟期になるまでデジタマを産まない理由がわかった気がする。

『わからない どういうことだ』

つまり…
成熟期デジモンの役割は「後悔」することなんだ。

『こうかいすることが やくわり?』

そう。
君が「こうなりたくない」と言っていたコカトリモンだが…
彼の子孫である鳥型は、デジタルワールドの至るところで大繁栄している。

コカトリモンは死に際に、きっと自分が獲得した形質に後悔しただろう。

「飛べるようになりかたっか」と。

その強い後悔が、子孫であるピヨモンの強い肉体変容を促した結果、たった一代で飛行能力を獲得するまでに急激な進化を遂げた。

シーラモンの直接の子供達だって大したもんだよ。
たった一代で、魚類型デジモンが両生類型デジモンになり、陸上生活が可能になるほど急激に肉体が変容するんだ。

幼いデジモンが、強く劇的に進化し、環境への著しい適応をするトリガーがあるとするなら…
それはきっと、「親デジモンが抱えている自分の姿へのコンプレックスと後悔」だと思う。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/503.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice