デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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397: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/10/09(月) 22:57:41.33 ID:8V+94a75O
…しばらく経った後。

「ケン、カリアゲ。戻ってきていいよ」

おお、もういいの?

「地図を作った。ここにシャコモンの貝殻が埋まっているはずだ」

そう言い、メガは地図データを送ってきた。
地図には赤いバッテンがいくつか記されている。

我々はそれを信じることにした。
パルモンを向かわせ、バッテン印のあるところへツタを伸ばさせると…

「ん!なんかある!」

おお、マジか!
パルモン達は、綱引きのように連なって、ツタを引っ張った。

すると…
望み通りに、泥だらけのデカい貝殻が出てきた!

おお…すげえ!
こんな沼に埋まったものをどうやって見つけたの!?メガ!

「今はまだ教えられないけど…いずれ教えられるときが来ると思う。今はとりあえず、仮称『ガンマ』および『ニュー』と識別している個体がやってくれた、とだけ覚えておいて」

ガンマとニューか…
ニューは前に自動運転ドローンで私を空のドライブに連れて行ってくれた子かな。

「そうだね」

サンキュー!
我々はメガのおかげで、危険な探索作業をせずに済んだ。

その調子で、3つほど湿地から貝殻を発掘した。

さて、あとは貝殻を持ち帰らなきゃいけないな。ヤンマモンやエビドラモンに捕まらないように…

「その帰還ルートも僕らが案内するよ、ケン」

…マジ?
すごいな。

メガの指示通りのルートを進むと、まったく捕食者に出会わずに危なげなくデジタルゲートまで戻ってこれた。

これでガニモンを煮るための鍋を、3個持ち帰れたぞ。


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