デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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319: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/10/02(月) 20:25:03.38 ID:OAPP8a4hO
アギトアリ。
体長1cmの大型の蟻だ。

最大の特徴は、その巨大なアゴ。
常にアゴを開いており、獲物が近付くと、秒速64メートルという凄まじいスピードで顎を閉じて捕らえる。
そのスピードは、地球上のあらゆる生物が発生させる運動のスピードで最速といわれている。

アギトアリのアゴが、なぜそんなに速いのか。
それは、アゴの構造が「トラバサミ」の仕組みになっているからだ。

アゴを「閉じる」方向に力を入れているのではなく…
アゴを「開く」方向に力を入れ、強靭な腱をバネのように伸ばし、腱へ運動エネルギーを蓄える。

そして、そのままの状態で顎をロックし…
獲物が近付いたらロックを解除する。
するとアギトアリの顎は、腱に蓄積した運動エネルギーを使って物凄いスピードで閉じるのだ。

おそらくガニモンのハサミも同じだ。
ガニモンはふだん、ハサミを開いた状態にしている。
これは、「閉じる」方向に縮む強靭な腱を、「開く」方向の筋肉で伸ばして、それをロックしているからだ。

物体を切断するときは、物を挟んでからそのロックを解除することで、腱に蓄えた凄まじいエネルギーを開放し、物体を切断するのだ。


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