デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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283: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2023/09/26(火) 20:41:05.88 ID:IqTFZ/Aro
「これから本格的にフローティア島の開拓を始める…。それに伴い、あるデジモンを味方に引き入れたい」

おおっリーダー。
あるデジモンとは…

「まあ大体分かるだろう。クロッソ・エレクトロニクスへ電話してみる」

リーダーはスポンサーさんへ電話した。

『やあリーダー君!何やら面白そうなことをしているようだね!』

「ああ。拠点を作っている。そこで助っ人が欲しい。オタマモンがいたら売ってくれないか?」

『ふむ…そうしたいのはやまやまだが、需要が多すぎて在庫がいない!まあオタマモン自体はいるにはいるんだが、教育中だったり群れのリーダーだったりで、売りに出せない個体ばかりだ!』

「それは仕方ない…」

『ところでだリーダー君!君たちの島開拓、テレビ映えしそうだね!是非取材させてはくれないか?』

「すまないがクロッソさん…それはできない。フローティア島は我々の軍事拠点だ。クラッカーに座標がバレたら、アクセスポイントからありったけの戦力を送り込まれて破壊されかねないのでな。秘密にさせてもらう」

『そうか、残念だ…。あー、厳しいことを言うようだがね。投資というのは、リターンを期待できるからこそできるものだ。我々はボランティアお金配りおじさんではない…それは分かるね?』

「…ああ」

『君達への投資が打ち切られないようにするためには、その分君達が稼いでリターンを出してくれなくてはならない。それをわかったうえで、賢く立ち回ってくれることを願うよ!ハーッハッハッハ!』

「もちろん…セキュリティデジモンで稼ぐには、今以上に戦力と頭数が要る。そのために、広い土地と食糧増産が必要だ。そのためのフローティア島開拓だ。エンタメ番組の取材がしたいなら、本拠地の整備がしっかり終わってから遊び用にやるさ」

『む、その方が伸び伸びと制約なしにやれてよさそうだね!その時を期待しているよ!ハーッハッハッハ!』

…電話が終わった。

「まずいな…もっと早くオタマモンを押さえておくべきだった」

…あー、火を起こせるデジモンですか。
文明開化には必須ですね。


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