742: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/10/07(土) 00:11:26.80 ID:jfDJ/n+Go
雪菜「な……え……? なん……?」
桜野「いやぁわたしね、お恥ずかしながら入口の自販機で見つけられなくてさ。でもご安心、売店にあったからそこで買ってきたの!」
雪菜「あ、そ、そうだったんですか……で、でも……なんでこんなに……?」
桜野「それがさ、見つけたはいいんだけど種類がいっぱいあって。どれが好きか分かんなかったからぜんぶ買ってきちゃった!」ニコッ
雪菜「! え、あ……あ、ありっ……ありがとっ……ございます……」
桜野「さあさあ好きなの選んでね! どれがいい? ぜんぶ?」
雪菜「いいいいっぽんで! 1本でいいです……から……これで……」
桜野「そう? これにする? じゃあどーぞ!」
雪菜「……あ、ありがと、ござ、ま………………あ」ツルッ
ガシャガシャンッ!
雪菜「あ……!」
桜野「あらら、落ちちゃった」
雪菜「ごっ、ごめんっなさっ!! ごめんなさいっ!!!」
桜野「もう、そんなに謝らないでよ。ほら」
雪菜「すみませっ……」
桜野「あ、でも落としちゃったの嫌だよね。新しいの買ってこよっか」
雪菜「っ! いいです!!!」ブンブン
桜野「そうなの? ほんとに?」
雪菜「……いい、です……本当にいいです……それで……いいですから……!」
桜野「そか。じゃあ今度はしっかり持ってね」ニコッ
雪菜「……は、ぃ」ギュウウッ
桜野「2人も飲むー?」
透「いいの?」トテトテ
桜野「もちろん。余っちゃったらもったいないし」
透「ありがと。あ、そうだ、これから本物ポップコーン食べに行く?」
桜野「今度のはおいしいかな?」ハイコレ
透「さっきのよりは確実に」アリガト
朱「……」
桜野「朱さんもどうですかー?」
朱「……ええ」
朱「……」
雪菜「……っ」カタカタ
朱「雪菜ちゃん……」
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