338: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/09/04(月) 23:13:35.19 ID:F9FJySkHo
透「んぅ……」スヤスヤ
朱「よく眠ってるわねぇ」ニマニマ
雪菜「泣き疲れちゃったんでしょうか」
シア「無理もありませんわ」
雪菜「シアさん……」
シア「ここ最近、きちんとした睡眠がとれなくなってしまってますの。食事もままなりませんし……」
雪菜「そうだったんですか……」
シア「これでは昔に逆戻り……いいえ、もしかしたらもっと悪いかもしれませんわね」
シア「以前に比べれば元気になったように見えますけれど、心の傷が完治したわけではないんですのよね」
シア「これまでは桜野に寄りかかることでなんとか立っていましたが、その支えが無くなった途端にこれですわ」
朱「そりゃあ簡単に乗り越えられるものじゃないわよね……」プニプニ
シア「しかしこのままではいけませんわ。これからの戦いだけでなく、その先の人生にまで影響が出てしまう」
雪菜「でも今すぐってわけにはいきませんよね……桜野さんがお休みで不安なのは私も同じですし……」
シア「ええ……」
透「んにゅ………………さく……の……」スヤスヤ
朱「あ、さっき聞きそびれちゃったんだけどウィッシュスターは?」プニプニ
シア「ちゃんとここにありますわ」
雪菜「おかしなところとかないです?」
シア「ええ、願いの力も残ったままです」
朱「となると……桜野ちゃんがカラミティ帝国に何かされた可能性は?」プニプニ
シア「無いとは言いきれませんが可能性は低いと思います。ここ何日かは、やつらの気配を感じませんの」
朱「そうですか……」プニプニ
シア「ところで朱」
朱「なんですか?」プニプニ
シア「いつまでほっぺたつついてますの?」
朱「だっでっ!!!」
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