シン・艦隊これくしょんのようです
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142: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2023/08/22(火) 22:15:59.95 ID:5EP339iX0
「……………。解りました首相、確かに首相の仰る通り、我々も深海棲艦の危険性を完全に理解しきれているわけではありません。

出現からあくまで未だ一ヶ月、今少し情報が集まるまでは警戒を続けるべきという言は一理あります」

「っ! 山ア大臣、アンタが折れてどうする!!」

「梵大臣、経済屋としても“悪夢の政権”の再来は許したくないのでは?南首相に道連れにされれば、今なお最大野党ではある民心党が再度大きく躍進してきますよ?」

「…………クソがっ!」

彡(゚)(゚)「梵大臣、一応は公の場ですから言葉遣いには気をつけていただき」

「アンタに言われたくない!!!」

「ですが首相、我々も一政治家として日本国を思う気持ちは本物です。私が首相の“交渉”に屈したのも、現政権が短命化し国民の政治不信を招いた時に、政権云々以上の計り知れない負の遺産をこの国に残すことになりかねないと感じたからです。

……“もしも”の時に、政権も政治生命も投げ打つ覚悟ぐらいは我々も持っています」

彡(゚)(゚)「…………」

「経済・政治・軍事、それぞれに対する影響から、もう一ヶ月、10月の末まで猶予を設けます。勿論この時も“では一方的に現状を破棄する”という話ではありません。あくまで議論に拠って状況を整理し、是非を決めさせてください」

彡(-)(-)「………会議・話し合いは文書主義の根幹やからな。ワイとしても異論はない」

「ええ。

ただ、その際は………我々も、ある程度の“覚悟”を決めているであろうことは頭の片隅にとどめていただけると幸いです」

彡(゚)(゚)「了解や。ほな、この件はまた10月の末に」

「ええ。それでは、我々は業務に戻ります」


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