【機動戦士ガンダム 水星の魔女】ソフィ・プロネ「紙の月だと?」
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2:名無しNIPPER[saga]
2023/08/14(月) 11:24:06.66 ID:hEDPdXIB0
宇宙には沢山の星がある。その手を伸ばしたとしても手に取れない、無数にある星が宇宙には沢山ある。

私はとても欲張りだ。手に伸ばして取れないとしても、私はそれにめがけて手を伸ばし続ける。

たとえそれが誰かを殺して得るモノだとしても、自身の命が危険にさらされたとしても、私は『それ』を手にするまで手を伸ばし続ける・・・・

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プロローグ:転生/reincarnation
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A.S.122 とある世界の宇宙空間(アスティカシア高等専門学校付近):ソフィ・プロネが搭乗するガンダム・ルブリス・ウルのコックピット内



ギュオォォォォォ〜〜〜ン!!(ガンダム・エアリアルのパーメットスコア6が発動する)


ソフィ・プロネ「あああぁぁーーーーっ!」苦しんでいる

ノレア(通信)「ソフィ!」

ソフィ「ノレアは来るな・・・!」


ギュゥゥ〜ン、ババババババァァァーー!(ガンヴォルヴァがノレアが乗るガンダム・ルブリス・ソーンを攻撃していく)


ソフィ「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・!?そっか・・・そうだったんだ・・・・」

ガシガシッ、ギュオォォォ〜〜!!(ガンダム・ルブリス・ウルを無理やりでも操縦していくソフィ)

ノレア(通信)「ソフィ、それ以上はダメ!」

ソフィ「はぁはぁはぁ・・・・聞こえる・・・感じる・・・・あの時のときめき!私を殺そうとするきれいな声!」ゼェゼェゼェ!(息が荒くなっていく)

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私ノ名前は『ソフィ・プロネ』。反スペ―シアン組織『フォルドの夜明け』のメンバーにして、スペ―シアンから『地球の魔女』として恐れられているパイロットよ。

名前といっても、『ソフィ・プロネ』という名前はただコードネームであり、本名なんてとっくに昔に忘れているからね。


私はとある事情でスペ―シアンの学校『アスティカシア高等専門学校』に編入し、とある任務でこの戦いに投じているのだけど、そんな事など私にとっては二の次。

いま私は自分が欲しいとしているモノに手を伸ばしている。あの時見て感じたときめきを、私を殺そうとしているあのきれいな声がいま目の前にあるのだから・・・
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ギュンギュンギュゥゥゥーーン!!(エアリアルのエスカッシャンがルブリス・ウルにめがけて攻撃し、ルブリス・ウルはそれをかわしていく)


ソフィ「ガハッ!はぁはぁはぁはぁ・・・スレッタ、アンタじゃない!私が・・・欲しかったのは・・・・」グググゥゥ〜・・(手を伸ばしていく)

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私はどうしても欲しかった・・・私に生の実感を与えてくれたあの殺戮マシーンの中にいるあの子を・・・私をいま殺そうとしているあのきれいな声の正体を・・・

私はとても欲張りだから、私はその手でアレにめがけて手を伸ばした、てを伸ばさせずにはいられなかった・・・。私が命をかけてでも、あの子をその手で掴みたかった・・・


エアリアル(エリクト)「・・・・・・・・・・」手をソフィに向けていき・・・

ソフィ「――――――!!」


プツン!(ソフィの視線が真っ黒になる)

そしてあの子が私にその手を向けた瞬間、私の意識はブレーカーが落ちたように途切れてしまっていた・・・。


【ソフィ・プロネ データストーム汚染により、自身の生涯を終える】


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