『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/08/30(水) 21:10:35.19 ID:fThI10Ev0
99+8=107+クリティカルゾロ目で装備万全の東条が来た。
日向(……よし! 何だか今日は調子が良いぞ!!)
昨日弐大に「アレ」をやって貰ったおかげだろうか、身体の調子がすこぶる良い。頭の切れも、いつもより冴えているような感じさえした。
俺は昨日結局取れなかった窓ガラスの汚れをクレンザーとノミ、メラニンスポンジを使って完全に除去し終わると、今度は窓全体の掃除に移る。上から順に窓ガラス専用の洗剤を吹きかけて暫く放置し、水拭きで合計二回拭き取った後、乾拭きを掛けて仕上げる。
素人のそれではあるが、窓ガラスは見違えるように綺麗になっているように見えた。
日向「よし! 戦刃、そっちはどう……」
俺は後ろを振り向いて、未だ武具の手入れをしている戦刃の方を見る。すると俺とは正反対に「ドヨ〜ン……」とした空気を纏った戦刃が膝を抱え座っていた。
戦刃「もうダメだ……私は自分の才能の道具さえ整備できない残念なお姉ちゃんなんだ……アハハ……絶望的……」
何があったのかは見てなかったのでよく分らないが、作業が殆ど進んでいない。テンションもやる気もどん底まで下がってしまっているようだ。……手伝おうにも棚の掃除は兎も角、重火器の整備なんてやった事もないしなぁ……。
俺と戦刃が困り果てていた……その時だった。
「あら、一体どんな惨状になっているかと思えば……意外ね。ゴミ屋敷の様になってるって聞いて張り切って来たのに」
教室の入り口から声が響き渡る。その聞き覚えがある頼もしい声に、俺はバッ! と研究教室の入り口を見た。
日向「東条! 他の依頼はもう良いのか!?」
東条「ええ。いつも通り、全て、完璧にこなしてきたわ」
東条の背中には何やらゴツい機械類を三つほど抱えていて、両手には専用のゴム手袋をし、片手に大きなバケツと雑巾。もう片方の手には洗剤類が纏めて入れられた容器が入っていた。業者並みの「完全武装」という奴だった。
東条「さて、日向先輩。そして戦刃先輩。改めて、あなた達二人の依頼を受けさせて貰うわね。この部屋に汚れの一つも無いようにしてみせるわ」
日向「東条……!」
戦刃「東条さん……!」
その頼もしい姿は、歴戦の英雄のようにすら俺達の目には映っていた。……これなら今日中に何とかなるかもしれない!!
掃除の進み具合
日向↓1 東条↓2(補正+60) 戦刃↓3(補正−10)
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