『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
1- 20
708: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/27(日) 21:53:27.25 ID:2QXsrosS0
日向「……やっぱり俺も何も起こる気配なんてないぞ?」

そう言って魔方陣から右手を外す俺。すると真宮寺が「ククク……」と嫌な笑みを浮かべながら「ソニア先輩の方を見てご覧」と言ってきた。何の事なのかも分らず、俺は横で待機しているソニアの方を見て──

「──は?}

文字通り、絶句した。そこには衣類は勿論、下着すら纏っていない、生まれたままの姿のソニアが恥ずかしそうな表情で立っていたからだ。
……なんて綺麗な肌なのだろう。そこらの読者モデルなんかよりよっぽど綺麗な肌色で、その綺麗で形の良い豊満な胸と乳首が二つ、俺を魅了するかのようにそこにあった。
脚もスラッとしていてとても美しく、女の子にとって一番大事な部分には彼女の髪の色と同じ下の毛が……


「う、うわぁああああああああああああああああ!!」

俺は大声を上げて全力でソニアから目を逸らす。ソニアは「ひ、日向さん?」と顔を紅くしつつも不思議そうに尋ねてくるが、最早それどころではない。
未だに「ククク……!」と実に愉快そうな笑みを浮かべている真宮寺に掴みかかるように「おい、真宮寺! どういうことか説明して貰うぞ!!」と怒鳴り散らしていた。

「まぁまぁ、そんなに怒らないでヨ。言ったでしょ? これは「透視」の魔術だって。……幸いにも二人とも魔術の才能が少しはあったみたいだから術の効果が発揮された、ただそれだけじゃないか」

「透視」の魔術の効果でソニアの服と下着が透けて見えているって言うのか? いや、それはおかしい。

「だったら何でお前の服は透けて見えないんだよ!?」

「透視」の魔術が本当に出来る様になっているというなら、目の前に居る真宮寺の服も透けて見えなくてはおかしいはずだ。

「ククク……二人とも魔術書……この場合は説明書かな? をちゃーんと読まなかったみたいだね。ダメだなァ、そんな危険な真似をしたら」

真宮寺は少しも悪びれる様子も無く、状況を説明する。

「これは間違い無く「透視」の魔術さ。ただし、透けて見えるのは「自分が気になっている異性の服と下着のみ」それも「相手が術者に心を許していればいるほど効果が高くなる」……そんな術なんだヨ」

「ふ、ふざけるな! 聞いてないぞそんな事!!」

「そりゃあ聞かれなかったからネ。あ、ソニア先輩には術の使用後にちゃーんと説明はしたヨ? 彼女も言ってたでしょ? 「恥の道連れ」だって」

まるでどこぞの詐欺紛いの白い害獣の様な理屈で真宮寺は言う。……ってん? ちょっと待て、と言う事はソニアのあの反応は……

日向「あ、あのさ……ソニア」

ソニア「ひゃ、ひゃい! なななんでしょうか日向さん!」

日向「お前、もしかして俺の裸を……」

ソニア「みみみ見てません! その……パンツ一丁の男らしい姿ではありましたけど//////」

なんてことだ、俺は知らないうちにソニアにセクハラをしていたっていうのか!?

ソニア「……ってあら? つ、つまりも、もしかして……!!」

真宮寺「「俺の裸」という事は、逆に言えば日向先輩には全裸のソニアさんが……グボハァ!!?」

俺は自分でも気付かない内に、問答無用で真宮寺を殴り飛ばしていた。こいつ、なんて魔術を使わせやがるんだ! こんなの魔術は魔術でもエロ魔術じゃないか!!

ソニア「////////////」

ソニアは顔を真っ赤にしていて何も喋らない。かくいう俺も、息を荒げるばかりでどうすれば良いのか見当も付かない。

ソニア「え、ええっと……真宮時さん? それでなんですが、この魔術の効力はいつまで続くんですか?」

そうだ、それを最優先で確かめなければ学園内を出歩く事すら出来ないじゃないか!

真宮寺「↓2」

01〜30 大体30分かナ
31〜60 一時間もあれば解けるヨ
61〜90 一日はこのままだネ
91〜00 え? ちゃんと解呪の準備をしないと一生このままだヨ?



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/437.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice