『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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651: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/25(金) 22:11:33.50 ID:X2DCn/IH0

〜数日後、超高校級の相談窓口の研究教室にて〜

日向「……そんな訳で事件は無事(?)解決したぞ。入間も大掃除イベントで徹底的に扱き使われたみたいだから流石に懲りただろう」

春川「そう、ま、あいつが何かとんでもない事をしでかすのは今に始まった事じゃないしね」

春川は溜息を付きながらそう言った。入間未兎という存在の更正を諦めているような、そんな遠くて虚無感に満ちた眼だった。


日向「病院送りになった百田の緊急手術も無事成功。一ヶ月は入院生活らしいけど命に別状はないみたいだ」

春川「それはもうお見舞いに行ったから知ってるよ。あいつから「とんでもない薬を渡しちまったみたいで悪かった!!」って謝られたし」

日向「……結局大事になっちまってごめんな」と謝る俺に、春川はふぅ……。と再び溜息を付きながら言う。

春川「今回の場合はしょうがないよ。事が事だったもの。入間の研究教室の扉を速効でぶっ壊して解毒剤の入手に取りかかる……って手もあったと思うけど、肝心の入間があの状態じゃあどうしようもないし。……寧ろアンタは最善を尽くしてくれたと思ってるよ」

春川は俺の失態を全く気にする事なく「最善を尽くした」とまで評価してくれたが、やはり今回の事件は俺一人で解決した訳じゃない。皆の協力があって始めて依頼の達成に成功したんだ。

春川「……また何かあったら相談に乗ってよ。私も何かあったら出来る限り力を貸すようにするからさ」

日向「ああ。勿論だ……。ああ、そういえば」

教室を立ち去ろうとソファーを立った春川に、俺は最後の質問を投げ掛けた。

日向「結局「最原に相談できなかった理由」って何だったんだ? そこだけがどうしても思い付かなくてさ。言いたくないなら別に言わなくて良いんだけど……」

春川「↓2」


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