『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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539: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/21(月) 22:26:23.74 ID:qEOFv9m10
アンジー「zzzzzzz……アンジーは日光浴中だよー……用事があるならお肉を持っていて欲しいなぁ……zzzzzzz」

教室のドアを開けると、そこには確かにコモドオオトカゲ属性が付与したと思われる夜長アンジーが伏せるように眠っていた。蜥蜴のような尻尾と鋭い爪がある手足が生え、舌は細長くなっっていて、時折ペロペロと出し入れを繰り返している。

アンジー「……この匂いは創だね−。創はアンジーにイケニエを持って来てくれたのかな? お肉? お肉?? やっぱりお肉???」

日向「は? 何で俺だって分ったん──」

イマジナリー田中眼蛇夢「ふはははははは!! インドネシアはコモド島に生息するかの有名なデス・バイト・ドラゴン(コモドコモドオオトカゲ)の嗅覚は凄まじく、4キロメートルも先の生き物の死骸の匂いすらかぎ分ける事が出来るのだ! ああ、間違っても噛まれるなよ特異点。デス・バイト・ドラゴンは獲物の血液の凝固を阻害し、失血によるショック状態を引き起こす毒、ヘモトキシンを持っている。噛まれればジワジワと黄泉国に送られる事になるだろう」

日向(だからさっきから何なんだ俺の脳内に出現するこの田中の幻覚は!?)

アンジー「どしたの〜? 生け贄を持って来てくれたんじゃないのー? それとも創がイケニエになりに来てくれたのかな〜?」

アンジーはそう言って俺の方を振り向くが、冗談じゃない。田中(の幻覚)の話しが本当なら噛まれただけで致命傷を負いかねない。俺は夜長の餌になる気もなければ、彼女に食人を差せる気も無かった。

どうする? ↓1


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