『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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456: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/18(金) 22:36:09.19 ID:6N77rDfK0
日向「だけど夜に探索をするのは無しだ。幾らモノクマがサポートしてくれるからって危険すぎると思う」

今の所俺達に協力的なこいつだが、何故だろうか。本当に「気分」で俺達につき合ってくれているだけで、いつ「やーめた」と言われてもおかしくない……そんな気がするのだ。

日向「取りあえず適当な板で窓ガラスとドアを塞ごう。それと、下じゃなくて二階で寝よう。見張りも一人じゃなくて二人にして、最大限に警戒するんだ」

天海「……了解っすそれで行きましょう」

真宮寺「ふむ……夜にしか見られない物があると僕は思うんだけどなァ……。まぁいいさ。今すぐここを立ち去るよりはマシだからネ」

そうして俺達は急いで適当な木の板を見繕って割れた窓ガラスとドアに釘で打ち付けると、二階に避難。夜が明けるのを待ったんだ。

〜〜〜〜〜〜数時間後〜〜〜〜〜〜

日向「ん、んん……」

ぶにぶにと頬を突かれる感触で、俺は目を覚ました。意識が覚醒したとき、俺の目の前にあったのは……。

モノクマ「やぁ! おはよう日向くん」

日向「う、うわぁああ!!」

喋る謎のクマ(?)ことモノクマの顔だった。昨日遭遇したこいつの存在が頭から抜けていた俺は思わず飛び上がるように起きる。

モノクマ「酷いなぁ……まるでゾンビにでも遭遇したようなリアクションをするなんて……」

いや、ある意味で俺はお前の事をゾンビより危険な「何か」だと思ってるんだが……。実際にどうかは兎も角、どっこいどっこいに厄介な存在なんじゃないか?

日向「完全に寝ちゃってたのか……真宮寺と天海は?」

モノクマ「真宮寺くんは昨日倒したゾンビの観察及び解剖中。天海くんは朝御飯と洞窟探検の準備をしてくれてるよ!」

……そうだ。俺達は昨日、廃村に残って探索を続けるという選択をした。そして未探索の場所でもっとも民俗学的発見がありそうな場所と言えばあの洞窟以外あり得ない。

日向「……探索、無事に終わると良いな……」

──果たして無事に帰れるんだろうか。そんな一抹の予感を感じながら、俺は一階へと降りていく。


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