『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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422: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/16(水) 23:17:49.41 ID:bNlujnvz0
超高校級の民俗学者の真価が発揮されそうですね……!

日向「いや、俺はサッパリ……」

天海「ま、普通はそうっすよねぇ……。これ、古代ブードゥー教の司祭文字っすよ。それもただの真似事で書いたのとは訳が違う。正真正銘本物の」

日向「ブードゥー教の司祭文字……ってまさか!」

脳裏に嫌な予感が湧き出す。本当にそんな……死者をゾンビにするような邪悪な儀式がこの村で行なわれていたってのか!?

天海「ま、どんな方向製にせよこの村で碌でもない事が行なわれてた可能性は高くなったっすね。真宮寺くんはどうっすか? なにか分ります?」

真宮寺「…………」

天海の言葉に、真宮寺は眉一つ動かさない。それどころか周りに書いてある司祭文字を、穴が空くようにジーッと観察している。そして突然「ククク……」と笑い出した。

真宮寺「ああ、素晴らしい! 素晴らしいヨ!! 今日はなんて良い日なんだ!! まさかこんな日本の山奥でブードゥー教の秘術が一つを見つける事が出来るなんて!!」

‘狂気’正しくそう表現して良い笑顔を浮かべ、高笑いをしながら真宮寺は興奮したように喋り出す。

真宮寺「ここに来るまでにも話しただろう? ブードゥー教では死者をゾンビにした後、その魂を壷の中に封じ込めるって! この鏡はその代用品さ! 死者の魂を封じ込めるための封魂鏡なんだ!!」

日向「……ちょ、ちょっと待てよ! じゃ、じゃあこの中には……!」

真宮寺「ククク……安心して良いよ日向先輩。儀式が失敗したのかそもそも使われなかったのかは分らないけど、この鏡は使われていない。もし使われているなら「鏡」としての機能はすでに失われているはずだからネ……」

真宮寺はそれこそ宝物を見るようなウットリとした目で封魂鏡を見つめ続け、終いには専用の紙とタオルでくるんでリュックの中にしまいだした。

日向「お、おい! 勝手に持って行って良いのかよ!?」

真宮寺「妙な事を聞くネ? 僕は超高校級の民俗学者だヨ? こんな貴重で歴史的、民族的、宗教的に価値のある物を収集しない訳がないじゃないか……!!」

見るからに機嫌になった真宮寺は、その狂気の笑みを携えたまま俺達の方を見た。

真宮寺「さぁ、探索を続けようヨ……もしかしたらこれ以上に貴重な物が見つかるかもしれない……あるいは本当に「ゾンビ」に出会う事だって出来るかもしれないヨ……!!」


@このままこの家の探索を続ける
Aそろそろ夕方になる、寝泊まりの準備をする。
Bモノクマにこの村に対して何か知っている事は無いか聞く

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