『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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360: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/08/14(月) 21:34:19.69 ID:t/R3laLb0
日向「えっと、まずは懐中電灯だろ? それから丈夫な軍手に、罪木から貰った持ち運びが便利な救急キット……あとは(考えたくないけど)遭難した時の為の余分な飲食料……あとは緊急通信用のトランシーバーでもあれば良いんだけど……」

真宮寺とした廃墟探索の約束から数日後。俺は着々と山岳地帯へと向かう準備を進めていた。廃村の調査云々以前に、山の奥地でそうなんでもした日にはリアルで命の危機だ。準備は入念に行なわなくてはならない。

日向「んー……でも山奥って普通に販売されてるトランシーバーじゃ電波が届かないって可能性あるよなぁ……」

……左右田にでも相談してみるか。流石に一緒に廃墟へ行ってはくれないだろうが、訳を話せば高性能なトランシーバーを作ってくれるかもしれない。


〜〜〜超高校級のメカニックの研究教室にて〜〜〜

左右田「出来たぜ日向! 険しい山奥だろうが鬱蒼とした密林だろうが必ず電波が届く超高性能トランシーバーだ!!」

日向「はやっ!?」

左右田に(廃墟探索云々の事は隠して)山岳地帯に行くんだが、緊急連絡用のトランシーバーを作ってくれないかと頼んでみたところ、快く承諾。一時間も経たない内に受話器程度の大きさをした黄色のトランシーバーが机の上に置かれていた。

左右田「なんか今日は調子がスゲぇ良くてよ。まさに「会心の出来」って品が完成したぜ!! このトランシーバーなら入間の発明品にも負けねえって胸を張って言えるぐらいの代物だ!!」(ゾロ目効果)

日向「お、おう。お前がそこまで言うんなら本当に凄い代物なんだろうな、これ……」

そんな凄い物を貰ってしまって良いのかと多少躊躇したが、ここで「やっぱり要りません」という選択肢は無い。ありがたく頂戴する事にした。


日向「……ありがとな、左右田」

左右田「おう! また何かあったら何でも言ってくれよ。……っと、お約束の台詞を忘れてた。『くれぐれも悪用するんじゃねーぞ』!!」

どこかで聞いた事のある……(と言うか何故か何千回と聞いたような気がする)台詞を言って、左右田は休憩するために教室を出て行った。

日向「これでとりあえず思い付いた装備は準備できたけど……あとは何かしておく事は有るだろうか」

↓1コンマ01ほど動けるターンが短い。コンマ00ほど動けるターンが長い。


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