【艦これ】提督「鎮守府が罠だらけ?」ニコ「その3だよ」【×影牢】
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485: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2024/02/11(日) 22:43:32.73 ID:quzN+98xo

提督「ああ、警戒しなくていいぞ。今のは魔神のことを知って欲しくて、ちょっとだけ力と雰囲気を外に出しただけだ」

提督「今ので魔神の気配は覚えたろ? こんな雰囲気を感じたら、魔神やその息のかかった奴がいると思ってくれ」

提督「俺も、俺以外の魔神の存在には警戒してるんだ。もし、やばいと思ったらこっちに連絡してくれていい」

祢大将「協力する、と言うのかね?」

提督「俺個人の判断としては、一応な。まあ、うちの連中の中には嫌がる奴も出てくると思うんだが……」

提督「とにかく、元来の魔神が世界に破壊と恐怖をもたらすというのなら、俺たちの望む平穏も同じように脅かされるはずだ」

提督「お互いどのくらい協力できるか、いざってときに戦力になれるかはわからねえが……」

提督「無駄にいがみ合って足を引っ張り合うのは、この手の話じゃあ絶対に避けるべきだろ?」

提督「俺たちのスタンスは変えてねえ。平時は疎遠にして、必要な時だけ手を組む。思想の違う生き物が共存するにはそれしかねえ」

秘書「……あなたは、本当に、人を害する気はないのですか」

提督「さっきも言ったが、俺たちは、俺たちの穏やかな暮らしを守りたいってだけだ。邪魔する奴が人間かどうかは関係ねえ」

秘書「……本当に、珍しいですね。私が見てきた世の魔物は、人間を食い物にする暴力と欲望の獣ばかりでしたので」

秘書「あなたが、妖精と仲良くしていたというのも、話を聞いた今なら頷けます」

提督「……仲良くできた相手が妖精だけだったってだけさ。その妖精が、俺の親代わりみたいなもんだった」

提督「その妖精が悲しむような真似はしたくない。だから人を必要以上に傷つけもしなかった……魔神の餌にならなかったのはそのおかげだ」


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