デジタルモンスター研究報告会 season2
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9:名無しNIPPER
2023/07/15(土) 01:26:26.76 ID:VHWhAq+RO
一通り聞いた後、私は発言した。
「なるほど。つまり今必要なのは、こういうことですね」

議事録に箇条書きをした。

@セキュリティデジモンの頭数を増やして、パワーアップする必要がある

A相手にセキュリティデジモンの弱点を突かれないように、多様な戦略を揃える必要がある

Bそもそもハッキングデジモンの侵入自体を阻止したり検知する仕組みが必要

C敵の動向を探り、手口の変化に警戒する必要がある


4つの箇条書きを書き終えた後、私は続けて話した。
「兎にも角にも、まずは今挙がった4つの課題を解決しないことには仕方ないってことですね」


「おぉー」
一同はそれっぽい指針が見えてきたことに感心しているようだ。


…これが、発言者が少ない会議を活発にさせるテクニック。
「最初にあえて、すぐできるけどダメな案」を出す。

人は誰でも変なこと言って批判されて恥をかきたくないのだ。だからアイデアをいきなり出すのに抵抗を持つ者は多い。

だが、あえて即効性があるけどダメな案を出すことで、他の参加者は「批判する側」に回れる。
というか、そうしないと最悪の案に決まってしまうという危機感を煽る。


そうすることで参加者は、「批判される側」でなく「批判する側」になれるので、ためらいなく発言できるようになるのだ。


しかしまあ…君らいい大人だろ。
私にこんな子供騙しみたいなテクを使わせなくても活発に議論してほしいぞ。


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