デジタルモンスター研究報告会 season2
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751:名無しNIPPER[saga]
2023/08/19(土) 17:47:40.52 ID:o5TB7Df2O
どうやら、我々がランドンシーフを持って、クレカ会社へ直接出向き、社内ネットワークへ接続してセキュリティデジモンを送り込むしかなさそうだ。

だが、それまでの間に何もしなければ、粘菌デジモンはサーバー内のデータを食べてどんどん増殖し、やがて顧客のカード情報を盗むだろう。

そのデータは、おそらく司令塔デジモン(スカモン?)に集約され、社内サーバーに潜伏する。

そしてオンラインになった瞬間を狙って、盗んだカード情報を外部へ送信するのだ。


…情報生命体デジタルモンスターは強靭だ。
サーバーのハードウェアの電源をシャットダウンしようがお構い無しに動き続けるし、パソコンのデータを初期化しようとしても、なんとそれになんとそれに抗って生存し続ける。
…これは前回のスカモン戦で鹵獲して、隔離チェンバー内で飼育しているゲレモンを使った実験で判明した事実だ。

さすがに自力でハードウェアから脱出することはできないようなので、ハードウェア自体を交換すればどうにかなるが…
高価な機材を交換するのは、そう簡単にできることではない。

そんなわけで、我々が到着するまでの間、できれば「足止め」が欲しいところである。

そんな話をしていたところ…ボスマッシュモンからチャットが来た。
『わたしのぶんしんが ふたり いるのだろう それらに たたかわせればいい』

…見張りマッシュモンのこと?
『かれらは いまのわたしのぶんしんだ ならば わたしとおなじ せんりょくが あるはずだ』

それは頼もしいな。
私はクレカ会社の社員と携帯電話で通話して、作戦概要を伝えた。

さっそくクレカ会社内のデジモンテイマー部が、見張りマッシュモンへチャットで作戦を伝えたようだ。

オフライン状態のため、デジクオリアは使用不能だ。
ゆえに純粋なチャットソフトだけで指示をすることになる。


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