7:名無しNIPPER
2023/07/15(土) 01:17:27.76 ID:VHWhAq+RO
研究所では早速、デジモンサイバー犯罪の対策について議論が始まった。
リーダーはプロジェクターで、私が書いてる議事録を映しながら、司会をしている。
「さて…まずは。何か案のある奴はいるか?」
リーダーがそう言うが…なかなか案が挙がらない。
そりゃまあ、どうすりゃいいかなんていきなり聞かれても分からんよな。最適解をいきなり出せるはずがない。
さて…
こういう時に有効な、議論を進めるためのテクニックがある。
私は挙手して発言した。
「ハッキングデジモンが出現したら、コマンドラモンとマッシュモンをその場へ向かわせて退治させるのはどうでしょうかー?」
一同はしばらく、静まり返ったが…
やがてカリアゲが口を開いた。
「な、何言ってんだ!これから敵がどんどん増えるかもしれないし、強くなっていくかもしれないぞ!この二体だけじゃやられちまうぞ!」
続いてメガが発言した。
「前の戦いで勝てたのは運が良かったと思う。次同じ条件、同じ面子で戦ったら、相手はもうスカモン大王のコクピットを曝すような真似はしないだろう。勝てないよ」
クルエも続いて挙手した。
「そもそも後手にまわるのがビミョーですよね〜。こないだの事件も結局情報は盗まれましたし。未然に防ぎたいですよねー、犯人とっちめたいですねー」
新人のシンも続いて言った。
「相手はきっともっと強いデジモン出してくるッスよ!戦力強化は必須ッス!」
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