デジタルモンスター研究報告会 season2
1- 20
33:名無しNIPPER
2023/07/16(日) 02:00:41.84 ID:jEMBp6duO
「そうだ。分かるだろう?今の値段を1000倍に釣り上げたからといって、君達の収益が今の1000倍になるわけではない!そんな値段は払えない、と誰もがデジモン研究事業から撤退し、結果的に収益が一万分の一になることだって十分あり得るだろう!分かっているのかね君ィ!」

スポンサーさんは自信満々にそう告げた。

「む…く…」
岸部は眉をヒクヒクさせている。
おお、効いてる!効いてるぞ!スポンサーさんが優勢だ!

「だが我々は、今の100倍になるのなら…どうにか払えるぞ!デジクオリアを使ったビジネスやサービスを黒字化するビジョンだってある。どうだね、お互いwin-winなのはこのあたりじゃないかね?」

「…それは、…」

「ハッハッハ!だいたいねぇ。我々は払えるが…多国籍企業の君達が急にデジクオリアの値段を100倍に吊り上げたら、よその国からどう思われるかね!株価暴落が間違いなく起こるぞ、んん?いいのかね君ぃ?」

「…っ!」
岸部はスカートをぎゅっと握っている。

足元を見て墓穴を掘ったせいで自爆してるんじゃないかあの人…?


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice