257:名無しNIPPER
2023/07/24(月) 20:02:12.13 ID:WtajV90OO
我々は岸部さんの席のモニターを後ろから見た。
「ふふふ、今からナニするか、わかりますかぁ?」
何でしょうか…
情報を抜き取って、訴訟の準備でも?
「うふふ、それをやったらスパイウェアでしょぉ?違法に得た証拠は裁判で使えないんですよぉ」
じゃあどうするんですか…?
「ぶっころしまぁす♪」
!?
私とクルエは驚く。
すると、神木さんが横から解説した。
「もしも、我々のデジクオリアと同等のテクノロジーを、いちからコーディングして作り上げた者がいたならば…。無論特許侵害で訴訟はするが、敬意は払ってやろう。そう簡単にできることではないからな」
はぁ…。
「だが、我が社の製品をそのままコピーし、社員達の血と涙と汗の結晶を何の対価も払わずに使おうとする不届き者がいるならば…『処刑人』を送り込む」
し、処刑人!?
何ですかそれ!?
「我々もデジモンを育成しているんだ。対クラッカー用ではない。『対違法コピーユーザー』用のデジモンをね。岸部、見せてあげなさい」
「はいはーい♪」
そう言うと、岸部さんはデジクオリアを起動して、カンナギ社内サーバーのビオトープ映像を映した。
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