63:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/04(火) 13:55:08.03 ID:jiCWbLTH0
一九〇八年二月
ウィーン駅
ざわ…ー(⚭-⚭(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)⚭-⚭) ---ざわ…
( ; ›ω‹ )「あう…あう…」
駅の人の多さにボクは戸惑うしかなかった
勇気を振り絞り、前に出ようとしても
(# ゚Д゚)「どけ」
( ;´-ω-` )「す、すいません…」
(# ゚Д゚)「邪魔だ」
:( ;˙꒳˙;):「あう…」
(# ゚Д゚)「Fack You!!」
:(´ºωº`):「あわわわ」
人々は怒鳴りながらボクを元の場所に押し戻してしまう
(´;ω;`) .。oO(怖い……か…帰りたい…)
アドルフは一体どこにいるんだろう…
迎えに来てくれるって言ってたのに
彡(゚)(゚)ノ「おーいクビツェク、ここやー!」
(。゚ω゚)「アドルフ!」
(´^ω^`)「ああよかった…」
( ;´-ω-` )「一生ここをさまよい続けるのかと思ったよ…」
彡(゚)(゚)「おおげさやで 全く相変わらずやなぁ」
(´・ω・`)「そういう君はすっかり都会に馴染んでるみたいだね」
グレーの冬用コートにグレーの帽子、象牙の握りのついたステッキ
こっちでも相変わらずアドルフの服装はキチッとしてるなぁ
彡;(゚)(゚)「トランクでかすぎるやろ…完全なお上りさんやんけ……」
(´ᴖωᴖ`;)「はは…お母さんが色んなもの詰めこんでさ」
ざわ…ー(⚭-⚭(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)⚭-⚭) ---ざわ…
彡;(゚)(゚)「とりあえずこッから出るで 五月蝿くてかなわんわ」
( ;´-ω-` )「うん、ぜひともそうしたいね…」
彡(゚)(゚)ノ「ほないくで」
アドルフが住むアパートに向かった
歩くこと数十分
彡(゚)(゚)「ここが今のワイの住み家や」
(´・ω・`)「あれ…予想以上に綺麗なところだね…」
彡(-)(-)「表向きだけや」
ガチャ
(。゚ω゚)「うわっ、石油くさっ!!」
彡(゚)(゚)「大家は留守みたいやな、後で紹介したる」
彡(゚)(゚)「まあ、入れや」
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