星野アイ「あれ〜? もしかして、ママにヤキモチ?」星野瑠美衣「は、はあっ!?」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2023/06/25(日) 22:30:18.24 ID:ZG+liSctO
「私も親として躾はするべきって思うんだけどねー。どこまでが躾で、どこからが虐待かなんて誰にもわかんないじゃん? だからさ」

努めて明るく重い話を口にしながらアイは。

「自分の子供に嫌われたくないなって……」
「っ……そんなこと!」

思わず足にしがみついて、星の瞳を見上げ。

「ママを嫌いになることなんてないよ!?」
「そう? ママがどんな人間でも?」
「ママはママだもん!」

たとえばアイが間違ったことをしたとして。
私はそれを庇うと同時に間違いを指摘する。
次は間違えないように。いちファンとして。

「ありがと。これでもなるべく良いママになれるように努力してるんだ。仕事は忙しいけど、なるべく一緒に居たいと思ってるし、困っていたら力になってあげたいと思ってる」

ママはダンスの練習にも付き合ってくれる。

「でも、たまに悪い癖が出ちゃうんだ」
「悪い癖?」
「うん。実はさ……」

アイは語る。己の醜さを。私はそれを聞く。


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