【水星の魔女】 エラン5号「ノレア、天下一品に行こう!」 ノレア「・・・・・・は?」
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:48:24.29 ID:rd60AkAz0
再び鉛筆を取り出そうとするノレアを見て、5号は観念した。
5号「分かったよ・・・・・・ほら、僕達兄弟って、みんな同じ顔してるだろう?」
ノレア「6つ子ですからね」
以下略
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:50:33.33 ID:rd60AkAz0
5号「そうそう。つまり、端からみれば誰が誰だか分からないってわけ」
ノレア「・・・・・・まあ、普通はそうでしょうね」
5号「明確な違いなんて、小物類の身に着け方くらいだろう? だからさ、スレッタ・マーキュリーの前で
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:52:12.92 ID:rd60AkAz0
5号「言わないでくれよ!!」
5号は泣きそうな勢いで言葉を続ける。
5号「頑張ってアイツ(四男)に寄せたのに、スレッタ・マーキュリーには速攻でバレるし、
以下略
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:53:42.05 ID:rd60AkAz0
5号「え? そりゃそうだよ」
あっけらかんと5号は答えた。
5号「だって、僕が好きなのは・・・・・・」
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:54:28.14 ID:rd60AkAz0
ノレアと5号が見つめ合う形となり、そして・・・・・・。
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:55:11.46 ID:rd60AkAz0
ノレア「・・・・・・下手すぎません?」
5号「何が下手なのか分からないなぁ! というか、危うく個人情報をばらす所だったよ。ノレアは策士だね」
ノレア「あなたが勝手にばらそうとしただけです」
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36
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:56:05.98 ID:rd60AkAz0
ノレア「はあ。変なことばっかり言うからそうなるんですよ」
5号「あはは。でも、バイトがあるのはホントなんだよ。実は、2時間後にバイトが入ってる」
ノレア「・・・・・・そういえばあなた、よくバイトしてますよね。部活も入らずに」
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:57:11.85 ID:rd60AkAz0
5号「ああ。どうしてもそこに行きたい。だからお金を貯めてる」
そう言う5号の顔は、いつになく真剣だった。
ノレア「・・・・・・あなたがそこまで強く言うなんて珍しい。本気なんですね」
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:58:12.06 ID:rd60AkAz0
ドォォオンッ!!!!!
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 19:59:19.46 ID:rd60AkAz0
それと同時に、2人の意識が途切れる。
その時間は一瞬にも思えたし、永遠のようにも思えた。
いつの間にか地面に膝をついていた2人は、まだ朦朧とした意識の中、辺りを見回す。
以下略
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40
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◆WLqChR3KymnV
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2023/06/25(日) 20:00:19.99 ID:rd60AkAz0
自分たちが歩いていた街道。そこに並ぶように展開された商店の1つから、火の手が上がっていた。
勢いを増す炎。逃げまどう人々。崩落する街灯や看板。
以下略
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