819: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/08/16(水) 22:27:15.46 ID:lhCOiCydo
桜野「でもあの子、ほんとに雪菜ちゃんのことが大好きなんだね」
雪菜「え?」
透「うん。ふざけてるみたいだったけど、あれ多分私たちが危なくないか見てた」
朱「え、そうだったの……!?」
シア「朱はもう少し冷静になった方がいいですわね。愛らしい少女と見るや暴走しすぎですわ」
朱「だっでっ!!!」
雪菜「そっか……霰が……」
桜野「霰ちゃん、優しいね」
雪菜「……霰は強い子なんです。私と違って」
桜野「私と違って?」
雪菜「私、こんな性格だから、昔からいじめられることが多くて……」
雪菜「そのたびに霰が助けてくれたんです。私のことかばって怪我することもあって」
雪菜「もっと些細なことでも助けてくれました。犬に吠えられたり虫に怯えたりする私を、霰はいつも守ってくれました」
雪菜「私が弱くて怖がりだから……」
雪菜「お姉ちゃんなのに情けないですよね。守られてばかりで」ニヘッ
桜野「雪菜ちゃん……」
1002Res/505.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20