プリキュア作るぞ【安価有】
1- 20
800: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/08/15(火) 22:34:59.33 ID:BAbIFQlno
朱「でもまさか、雪菜ちゃんの方から誘ってくれるなんてね」

透「話ってなんだろ」

桜野「やっぱりこの前の戦いと関係してるかな」

朱「かもしれないわね」

桜野「お昼は聞きそびれちゃったけど……結局あの時なにがあったの?」

透「……前にも話した通り、突然ツナミに襲われたんだけど」

桜野「うん」

透「急な攻撃に反応できなくて、建物が大きく抉れて、近くにいた人たちも巻き込まれて……」

透「私たちはなんとか抜け出したけど。でもあの時、多分雪菜も見ちゃったんだ……」

透「人が……死ぬとこ」

朱「……」

シキ「あぅ……」

桜野「……そっか」

桜野「わたし、一緒にいられなかったから偉そうなこと言えないけど……」

桜野「でも、やっぱりきっと怖いよね……」

透「うん……」

桜野「透ちゃんは大丈夫?」

透「私も怖いよ。シーズンランドのみんなのこと思い出して辛くもなる」

透「目の前で何人もいなくなったけど、それで慣れるようなものでもないし」

透「でも私はもう迷わないって決めたから。みんな取り戻すために戦うって。シキとも約束したしね」

シキ「透……!」

透「それに私はもう独りじゃないから。桜野に朱に雪菜、みんながいるから大丈夫」

桜野「そっか」ニコッ

透「朱は大丈夫?」

朱「あたしは……どうだろ。あの時は必死で、すぐ戦闘になって、考える余裕なかったから……」

朱「でもやっぱりね、後になってから考えたり、誰かが話してるのを聞くと怖くなる」

シキ「うん……」

朱「それでも、うん、大丈夫。なにも傷つけないって決めたから。もう二度とあんなことにならないための覚悟だもん」ニコッ

シキ「朱……!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/505.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice