477: ◆EW1U5p2xIE
2023/06/10(土) 19:37:40.35 ID:k1Ikx537o
品川「店閉まってたけど、間に合うかな……?」
――品川は、心の折れた魔術師に異領域を発生させていた魔術を解除させると、二人を連れて駄菓子屋へと向かった
品川「おーい、おばちゃん、ちょっといいですかー!?」
店主の老婆「――何だい騒がしいね、今日は店終い……ん? その子は」
品川「あ、この子万引き犯なんで連れてきたんですが」
店主の老婆「た、確かにこいつは……いつも来てる子供じゃないか」
品川「気付いてたんですか?」
店主の老婆「まぁねぇ……あ、ところで一ついいかい?」
品川「はい?」
店主の老婆「アンタ……『持ってる』ね?」
品川「なっ――」
――老婆が差し出した指先が光り輝く
――それは品川の記憶に新しい、異能者の放つ光だった
――いったん切ります
――帰ってこなければ今日は無いです
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